動画編集ソフトと動画マニュアル作成ツールの違いを理解したところで、次に気になるのは「実際にどのソフトやツールを選べばいいのか」という点ではないでしょうか。
次章からは、無料で始められるソフトから、業務で本格的に活用できる有料ツールまで、動画マニュアル作成に適した6つの代表的なサービスを比較しながらご紹介します。
それぞれの特長や機能、対応環境をチェックし、自社や利用シーンに合った最適なツール選びの参考にしてください。
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3.動画マニュアル作成が可能なソフト、ツール比較6選
3-1.無料で動画マニュアルが作成できるソフト3選(有料版あり)
主な機能 | ・動画の基本的な編集 ・テキスト挿入 ・テンプレート ・録音・画面録画 ・ロイヤリティフリーの画像、動画、BGMなどの追加 |
対応環境 | ・Windows 11標準搭載(Windows 10はMicrosoft Storeから追加が必要) ・mac OS(Web版) ・iOS(iOS14以降) ・対応ブラウザ:Chrome、Edge |
料金 | 基本無料 |
有料オプション | あり(PremiumプランにアップグレードするなどでPremium機能が使える) ※詳細はこちら(https://clipchamp.com/ja/pricing/) |
(出所:Microsoft Corporation|Clipchamp公式Webサイト)
Microsoft Clipchampは、Windows 11に標準搭載されている無料の動画編集ソフトで、直感的なUIと基本的な編集機能が揃っています。Webブラウザ版ではMacやChromebookでも使用可能で、対応ブラウザはGoogle ChromeおよびMicrosoft Edgeです。
無料版で動画のトリミング、カット、BGMや効果音の挿入、テキストやタイトルの追加など基本的な機能が利用可能です。また、テンプレート機能を使えば、お好みの構成のベースを選んで簡単に動画を仕上げることもできます。
出力は最大1080pまで対応しており、AI音声でナレーション付きの動画マニュアル作成などもできますが、一部のフィルターやオーディオなどは有料機能となります。
3-2.有料の動画マニュアル作成ツール3選(無料トライアあり)
主な機能 | ・作業動画からの自動手順分割、マニュアル作成 ・音声の自動文字起こし、各手順へのタイトル/説明文追加 ・編集、翻訳(15言語)、共有機能 ・ステップごとの動画再生 ※詳しくはこちら(https://divedx.com/ja/) |
対応環境 | ・PCブラウザ(Chrome / Edge / Safari)※Chrome推奨 ・iOS(iOS 13以降、iPad OS 13以降) ・Android (13以降)※AR機能使用時はARCore対応端末に限る ・スマートグラスアプリ(各社デバイスの最新バージョン) |
料金 | 60万円/年~(Proプラン) |
無料トライアル | あり(30日間) |
(出所:エピソテック㈱ |Dive特設サイト)
Diveは、属人化している現場DXの成功確率を高めるために重要な「現場巻き込み」と「ボトムアップ」を実現するために、現場作業員や管理者が気軽に運用できるように設計された動画・ARマニュアル作成・運用ツールです。
特に、動画編集をよりシンプルにするために標準プランに「AI自動分割機能」を取り入れているため、ワンクリックで動画内の人物の行動と音声を高精度に認識し解析して、人の手で分割するよりも早く動画を手順分割することが可能です。この分割機能は、文字と音声以外を使って動画を分析できる特徴的な機能となります。
15言語への自動翻訳や、テキストの自動生成機能、編集後のマニュアル共有も標準プランで利用することができるため「時間を掛けずに技術伝承を進めたい」というニーズにぴったりなツールになっています。
ARマニュアルとしても利用できるので動画だけでなく『将来的にARマニュアルも取り入れたい』という方には相性抜群です。
⑤Teachme Biz
4.まとめ
今回は"動画マニュアルを作成できる無料・有料のソフトやツール6選"を解説しました。