Diveの機能

Dive(ダイブ)は、作業を撮影するだけでAIが映像を手順ごとに分割し、文章と設問を備えた動画手順書に変える動画手順書システムです。通し動画を配る動画マニュアルと違い、手順ごとに構造化されているため、現場で必要な箇所だけを引いて使えます。このページは製品機能の一覧で、プランごとの利用可否も各機能に併記しています。

操作手順や具体的な使い方は、ヘルプセンターをご覧ください。このページは「何ができるか」をまとめた仕様の一覧です。実際の画面の操作方法、設定手順、つまずいたときの対処は、ヘルプセンターに機能ごとの記事があります。

機能の一覧

AIと特許技術で「作る」撮影した動画から手順書ができるまで

動画のAI自動分割(特許第7716145号)

いつもの作業を一連で撮影してアップロードするだけで、AIが手順ごとに動画を自動分割し、各手順の動画・タイトル・文章、さらに手順書全体の概要説明までを生成します。手順ごとに分けて撮影する必要はなく、撮影時に区切る配慮も、その場での解説も要りません。作業動画を要素作業ごとに自動分割し、各区間に作業手順を関連付ける技術について、エピソテックは特許を取得しています(特許第7716145号)。

1回の解析で生成されるもの

  • 手順ごとの開始・終了時刻(動画の区切り)
  • 手順タイトル
  • 本文(作業としてすべきこと)、作業のコツ、品質注意、安全上の重要事項
  • 各手順の設問の下書き
  • 手順書全体のタイトルと概要説明

分割の粒度を選ぶ

粒度分割される単位
工程準備、実施、片付けなどの大きい単位
手順標準的な作業手順の単位。手順書として発行する場合の推奨
動作ボタン操作、道具の使用などの個別動作
単一分割せず、動画全体を1手順として扱う

粒度に加えて「目標の手順数」を指定することもできます。動画全体でおよそ何手順に分けるか、または1手順あたりおよそ何秒かを指定すると、その目標に近づくように分割します。指定しない場合(既定)は、粒度に応じた細かさをAIが判断します。手順の区切り方は作業の意味の切れ目で決まり、目標は手順の数だけに働きます。

既存の作業手順書(PDF、Excel、Word、画像)を1本だけ「参考にする作業手順書」として指定し、その資料の区切り、ステップ数、順序に合わせて動画を分割させることもできます(β提供中)。この指定を使う場合、上記の粒度と目標の手順数の指定は使いません。資料に書かれていて動画に映っていない手順も、資料どおりの手順として残ります。

解析時に指定できるオプション

  • 解説の有無(解説音声が無い動画かどうか)
  • 認識言語
  • 動画の説明(この動画固有の対象設備、目的、使用工具など)
  • 分割の粒度
  • 目標の手順数(動画全体でおよその手順数、または1手順あたりの秒数)
  • 参考にする作業手順書(既存の手順書ファイルの区切りに合わせて分割する。β提供中)
  • 文章スタイル(口調)
  • 字幕スタイル
  • 設問タイプ(現場確認/理解度テスト。既定は現場確認)

使い方と前提

  • アップロード時にAI解析をスキップして動画だけ登録し、あとから素材の詳細モーダルの[AI処理を実行]で解析をかけられます。
  • アップロードした素材は、既定ではアップロードした本人にだけ表示されます。素材ごとに参照範囲をグループ共有・チーム共有に変えると、対象のメンバーの素材一覧にも表示され、同じ素材から手順書や作業分析を作成できます。参照範囲を変更する操作はLiteプラン以上ですが、すでに共有されている素材の表示はプランを問いません(プランを下げても、それまでに共有された素材は一覧に残ります)。
  • 解析にかかる時間は、おおよそ動画の長さと同じくらいです。アプリを閉じても処理は続行され、完了するとメールで通知されます。
  • 1本あたり最長1時間の動画をそのまま解析できます。長い作業を短く撮り直したり分割したりせず、一連の作業をまとめて撮ってそのままアップロードできます。長い動画は内部で区間に分けて順次解析するため、一部の区間が失敗しても、失敗した区間だけを再試行できます。全体をやり直す必要はありません。
  • mp4・mov・avi・mts など幅広い動画フォーマットに対応しているため、現場のカメラやスマートフォンで撮った動画を変換せずにそのまま扱えます。
  • Teams・SharePoint・OneDrive にある既存のファイルは、パソコンにダウンロードせずそのまま素材として取り込めます(Microsoft 365 内ファイルとの連携を参照)。
  • 既存のPDF・Officeファイルからの手順書化にも同じAI解析が使えます(AIによる編集と既存資料の取り込みを参照)。

制約

  • AI解析の実行回数はプランによって異なります。動き・音声による手順分割そのものは、無料プランを含む全プランで利用できます。
項目FreeLiteCoreProEnterprise
動画アップロード(件/日)1510無制限無制限
動画処理AI(回/日)1510無制限無制限
ファイルから生成(回/日)1無制限無制限無制限無制限

映像そのものを理解するAI

2026年5月7日のアップデートで、動画のAI処理に映像と言葉の両方を理解できる大規模AI(VLLM)を導入しました。音声の文字起こしだけに頼らず、映像の内容そのものを理解したうえで、文脈に沿った手順書を生成します。動画内の物(部品、工具、機械など)と人の動き(手順、所作、操作など)から動作の意味を言語化するため、解説音声が無い動画でも、何をしているかを分割して要約できます。

解説が無い動画素材から、AIが動きと物を解析して字幕・設問・テキスト図形を自動挿入した結果

2種類の字幕を作り分ける

  • 発話の文字起こし字幕。動画全体の文脈を踏まえて文字起こしするため、聞き取りミスによる支離滅裂な字幕が大幅に減りました。
  • 動作描写の字幕。発話が無い区間も含めて、作業内容を説明する字幕を自動生成します。

注釈と設問の自動挿入

AIが映像から注目箇所を判断し、テキストの図形注釈を、表示する秒数つきで動画上に自動配置します。確認用の設問も併せて自動で挿入されます。

現場の前提をAIに渡す

  • その動画にだけ当てはまる前提(対象設備、目的、使用工具など)は、解析時の「動画の説明」に書くと解析に反映されます。
  • 業種や社内の専門用語のように毎回共通する前提は、専門用語集に一度登録しておけば毎回の入力が不要になり、解析へ自動的に反映されます。

作業改善の提案

解析済みの動画に対して、作業改善の提案を生成できます。分類は排除、結合、再配置、簡素化(ECRS)に安全と品質を加えた6種類です。提案は閲覧するためのもので、手順書へ自動で反映されることはありません。

この提案は「かんたん分析」から実行します(Proプラン以上)。以前は時間分析のSTEP1に置いていましたが、手順書が無くても使えるものなので独立させました。かんたん分析では、改善のヒントとあわせて危ない箇所も時刻つきで挙げます。

制約と注意

  • Diveは、お客様の会社ごとにAIモデルを再学習させる仕組みではありません。現場の前提、専門用語集、動画の説明の雛形を解析前に渡すことで、御社の呼び方や書き方に寄せます。
  • お客様のデータを内部で使って再学習やデータ閲覧を行うことはありません。

1手順を構成する4項目

Diveの手順は、常に同じ4つの項目で構成されます。動画を元にAIが4項目の初期値を生成し、作成者はエディターで動画を再生しながら追記するだけで、暗黙知が構造化されたテキストとして残ります。

動画エディター(手順ごとの文章編集・タイムライン)
項目書く内容画面上の色
作業としてすべきこと(本文)何をやるか。作業内容、操作、手順そのもの-
作業のコツどうやると上手くいくかグレー(中立の補助情報)
品質注意やると失敗すること青
安全上の重要事項やると危険なこと赤

手順書ヘッダの項目(文書番号・使用物・標準時間)

1手順の4項目とは別に、手順書そのものが次の3項目を持ちます。顧客の標準作業書にあってDiveに無かった項目を揃えたもので、全プランで利用できます。いずれも版ごとに保持するため、過去の版を出力するとその版の値が出ます。

  • 文書番号:顧客側の管理番号。検索は完全一致のみ(品番の途中一致で別の部品を拾わないため)。同じ番号の手順書があると知らせる。
  • 使用物:種別・名称・品番・数量。種別の語彙はチームごとに辞書で編集でき、業種プリセットから取り込める。名称と品番で手順書を検索できる。動画・資料からAIに抽出させることもでき、既存の手順書へ素材を挿入するときは置き換えずに追記する(重複判定は名称+品番)。
  • 標準時間:手順ごとの基準値。合計は基本情報に出る。動画の長さは初期値の提案としてのみ使い、動画を差し替えても自動では変わらない(撮り直しのたびに基準値が変わると工数の根拠にならないため)。時間分析で組み立てたお手本動画から手順書を作ると、各手順の初期値が自動で入る。

3項目とも、標準のPDF・Word・Excel出力と自社様式への転記に含められます。出力オプションで項目ごとに出す/出さないを選べます。

品質注意と安全上の重要事項の切り分け

2つの切り分けは「人身の危険を伴うかどうか」で判断します。人身の危険を伴うものは安全上の重要事項、人身の危険を伴わない品質・物的・工程上の注意は品質注意です。判別に迷う「注意」で人身の危険を伴わないものは品質注意に倒します。

呼称と出力

  • 画面表示上の正式名称は「作業のコツ」「品質注意」「安全上の重要事項」「設問」の4語で、全画面で統一しています。
  • PowerPoint出力では1手順が1スライドになり、手順番号、タイトル、作業内容、作業のコツ、品質注意、安全上の重要事項、設問、サムネイル画像が配置されます(PowerPoint出力はProプラン以上)。

AIによる編集と既存資料の取り込み

AIが肩代わりする編集作業は、設問の自動作成、字幕の自動生成(音声がなくても生成可)、冗長シーンの自動カット、注釈の自動挿入です。加えて、手順ごとに再生速度を指定して、冗長なシーンは早送り、見せたい部分はスローにできます。

AI整理(生成AIによる文章校正)

手順の「作業すべきこと」に入力した文章をもとに、手順タイトル、作業のコツ、品質注意、安全上の重要事項を整理します。整理のモードは4つです。

  • 口調だけ変更
  • 文章全体(作業すべきことをもとに、タイトル、本文、コツ、品質注意、安全上の重要事項を整理し直す)
  • 本文のみ(箇条書きにまとめる)
  • タイトル簡潔化(20文字以内)

生成する文章の口調は、命令(常体・命令形。手順書の標準)、敬語(丁寧語。新人教育や監査提出向け)、勧誘(柔らかい呼びかけ調。教育・トレーニング向け)から選べ、字幕の口調は本文と別に指定できます。手順書の基本情報からは[AIでタイトル・概要を生成]で、手順全体の文章をもとに表題と概要説明を生成できます。AI整理はProプラン以上の機能です。

既存マニュアルから安全・注意を抽出して各手順に反映

作業標準、図面、チェックシート、参考資料などの既存マニュアルを「関連ファイル」として手順書に添付すると、AIが「作業すべき事」「作業のコツ」「品質注意」「安全上の重要事項」を抽出し、該当する各手順に振り分けて反映します。

  • 抽出結果は反映前に手順ごとの候補として確認でき、割り当て先の手順やカテゴリを変更したうえで採用・不採用を選べます。
  • 関連ファイルは「閲覧者には非公開」に設定でき、社内資料は管理する側にだけ閉じたまま運用できます。
関連ファイルからのAI抽出(作業すべき事・コツ・品質注意・安全上の重要事項)

PDF・Officeファイルから手順書を作る

Excel(.xlsx/.xlsm/.xls)、Word(.docx/.doc)、PowerPoint(.pptx/.ppt)、OpenDocument、PDFから、AIがタイトル、概要、手順(設問を含む)まで自動生成して手順書化できます。作成時に選べる項目は次のとおりです。

設定選択肢
本文モード整形/転記
手順の分け方内容ごと(1ページ内の表の行や箇条書きを個別の手順にする)/ページごと(1ページが1手順)
文体命令/敬語/勧誘/書き方(チームで定めた言い回しに合わせる)
設問作る/作らない(既定は作る。本文モードが「転記」のときは、元の資料に設問として書かれているものだけを取り込む)
設問タイプ現場確認(実際に起こりうる選択肢だけを並べる)/理解度テスト(誤答の選択肢も混ぜる)
想定と違っても次へ進める(旧「良否判定」)つける/つけない
ExcelなどのPDF化方法1シート1ページ/横1ページ幅/印刷設定に従う
取り込み方そのまま(ファイル全体を1手順)/1手順1スライド(AIが分けた手順をすべて)/スライドを選ぶ(選んだページの手順だけ)/ファイルベース(手順に分けず、ファイルをそのまま1つの手順書にする)

「ファイルベース」で作った手順書は、開くとファイルがそのまま表示されます。Excel・Word・PowerPointはPDFに変換したものが表示され、ダウンロードでは元のファイルが取得されます。作成済みの手順書に手順を足すときも、PDF・Excel・Word・PowerPointを「そのまま/1手順1スライド/スライドを選ぶ」で取り込めます。

作る前のAI相談(Coreプラン以上)

手順書の作成画面から、作り方を選ぶ前に「何のための手順書か」を対話で整理できます。目的、種別、読む人、含める範囲、格納フォルダ、出力フォーマット、公開の理由を決め、決めた内容に合った作成方法へそのまま進みます。登録済みの規程・出力フォーマット・書き方・公開の理由を読んだ状態で始まるため、白紙から質問されることはありません。

決めた目的・読む人・含める範囲は、続けて素材をAI解析するときの「説明」欄へ自動で引き継がれます。決めた内容は手順書に版ごとに残り、公開前チェックが「決めたこととの差分」を見るときの基準になります。

作成ルール ― 規程・書き方・出力フォーマット(Enterpriseプラン)

手順書を作るときに従うものを1か所にまとめています。規程(何に従うか)、書き方(どう書くか)、出力フォーマット(どの様式で出すか)の3つです。

  • 書き方はグループ単位で定義します(言い回し・書き方、禁止事項、一般的な言い回し)。AI整理の文章スタイルで[方針に従う]を選ぶと、AIはその書き方どおりの言い回しと粒度で手順を整えます。見本となる手順書やマニュアルファイルを登録すると、AIが下書きを自動生成します。
  • 規程は、社内の規程のファイルを複数まとめて読み取り、文書種別のカタログ、必ず書く項目、禁止事項、言い回し、粒度として登録します。手順書の作り方を定めた規程だけでなく、品質マニュアル・安全衛生規程・ISO文書のような業務そのものを定めた規程も登録でき、手順書との照合に使えます。規程どうしが食い違っているところは丸めずに出典つきで一覧にし、未決着のまま運用を始めることもできます。ファイルと読み取り結果は[保存]でまとめて1つの版になり、更新履歴から前の版に戻せます。
  • 規程から見つかった「書き方に関する決まり」は、書き方へ取り込めます。足すだけで、既存の行を書き換えることはありません。

公開前チェック

編集中の手順書を、決めたこと/規程/書き方/出力フォーマット/格納フォルダ/公開の理由と概要/タグ の7つの軸で確認できます。開いた軸だけを実行します。作成前に決めた内容がある手順書では「決めたこととの差分」で、無い手順書では中身から推測して判定します(旧「整合性チェック」)。

  • 規程の軸では、AIが規程の原文をページ単位で読みながら照合します。指摘には出典(規程名とページ)と、根拠になった原文の引用が必ず付きます。出典を書けない指摘は表示しません。指摘の件数に上限はありません。
  • 指摘には、その手順のどの欄(手順名/作業内容/コツ/注意/安全)を直すのかと、直した文の案が付きます。欄ごとに選んでまとめて本文へ反映でき、案が出せなかった欄はその場で自分で書けます。
  • 出た指摘は1件ずつ「直した/対応不要」を選び、すべて選ぶと項目ごとに「チェック完了」にできます。完了のときに判断の理由を残せます(任意)。
  • 確認の結果は保存され、画面を閉じても残ります。確認後に手順書を直すとその旨を表示して完了の判断は外れます。改訂では結果を引き継ぎ、別の手順書としてコピーしたときは引き継ぎません。
  • 承認する人は、手順書を編集できなくても作成者のチェック結果を同じ一覧で読めます。中身を開けるのは作成者が「チェック完了」とした項目だけです。
  • 手順書の編集画面では、AIを呼ばずに分かること(必須の欄が空、種別が未決、規程が改訂された、まだ確認していない項目がある、確認後に編集した項目がある等)を「気づき」として溜め、手順を書き終えたところで件数を示します。

現場の記録から育てる(Enterpriseプラン)

公開前チェックで指摘を採用したか・見送ったか・対応不要と判断したか、承認で差し戻された理由を記録し、そこから書き方と規程の読み取りの両方の更新案を1日1回作ります。記録はそのチームの中にだけ保存し、AIモデルそのものを学習・再学習させることはありません。

  • 自動で入るのは「増える向き」だけです。書き方に行を足す、規程の必須の欄を足す、粒度を見直す、までが自動で、必須の欄を外す見直しと書き方の既存行の書き換えは必ず人が決めます。
  • チーム設定で選ぶのは「自動で更新する」「自動で更新しない(提案だけ出す)」の1つだけです(既定は自動)。更新は履歴に残り、その時点の内容に戻せます。
書き方の設定画面(言い回し・書き方/禁止事項/一般的な言い回し)

制約と注意

  • 「作る前のAI相談」とタグのAI提案はCoreプラン以上、公開の理由と概要はProプラン以上、AI整理(文章校正)はProプラン以上、作成ルール(規程・書き方・出力フォーマット)と「現場の記録から育てる」はEnterpriseプランの機能です。格納フォルダの確認はすべてのプランでご利用いただけます。公開前チェックは手順書を編集できるユーザーに表示され、軸ごとに、その機能をご利用中の場合に判定します。
  • 参考にする作業手順書の区切りに動画を厳密整合させる機能はβ提供中です。
  • お客様のデータを内部で使って再学習やデータ閲覧を行うことはありません。
  • 手順の分割を人が編集する操作についても、エピソテックは特許を取得しています(特許第7546989号)。動画からの自動分割は特許第7716145号です。

専門用語集と辞書

AIが生成した文章を、御社の呼び方と表記に寄せるための仕組みです。[辞書・テンプレート]は、読み上げ辞書、専門用語集、表記統一辞書、テンプレート、タグの5タブで構成されます。

専門用語集タブ(用語と多言語対訳の一括登録)

3つの辞書

辞書できることプラン
専門用語集社内呼称と正式表記、訳語を登録すると、動画やPDFのAI解析時にその表記が優先され、閲覧時の自動翻訳でも登録した言語別の対訳が優先されるCoreプラン以上
表記統一辞書「置換元から置換後」のルール(モーターをモータにするなど)を登録すると、AI解析の最終テキストには自動で反映され、手順書の編集画面ではボタン操作で一括反映できるProプラン以上
読み上げ辞書音声読み上げが漢字や単位、固有名詞を読み間違えるときに、ふりがなで読みを指定できる-

登録と運用

  • 専門用語集は、製造、介護、建設、食品、物流、小売、オフィスの業種別テンプレートから取り込んで始められます。
  • 辞書類はExcelやCSVで一括登録でき、取り込み前に追加、更新、スキップ、エラーの差分プレビューが表示されます。
  • 専門用語集に一度登録すれば、動画ごとに社内用語を毎回入力する必要はなくなります。
  • 訳語が空のセルは、[空欄を翻訳]でまとめて機械翻訳して埋められます。対象は表示中の言語、すべての言語、選んだ言語から指定でき、結果は編集中の表に入るため確認してから保存します(チーム管理者以上)。

権限と承認

辞書の直接編集、一括保存、提案の承認は、既定ではオーナーとチーム管理者が行います。グループ管理者以下のユーザーが辞書に登録した内容は「提案」として扱われ、オーナーまたはチーム管理者が承認すると反映されます。

この範囲はオーナーが変更できます。読み上げ辞書と専門用語集のそれぞれについて、提案を出せるユーザー権限と、承認と直接編集ができるユーザー権限を、オーナーのみから閲覧ユーザー以上までの中から設定します。作成ユーザーまで直接編集を許可すれば、承認を挟まずに反映する運用もできます(表記統一辞書は読み上げ辞書の設定が適用されます)。

Microsoft 365 内ファイルとの連携(Teams・SharePoint・OneDrive)

Teams・SharePoint・OneDrive にある既存のファイルを、パソコンにダウンロードすることなく、そのままDiveの素材として取り込めます。取り込んだあとは、パソコンからアップロードした素材とまったく同じように、AI解析・手順書の作成・関連ファイルへのひも付けに使えます。加えて、取り込んだExcel・Word・PowerPoint・PDFには、手順へのリンクを差し込んで元の場所のファイルそのものに書き戻せます。

何ができるか

  • 素材の追加画面から Microsoft のファイル選択画面を開き、Teams・SharePoint・OneDrive のファイルを選んで取り込みます。複数まとめて選べます。
  • 取り込めるのはDiveにアップロードできる形式のファイルです。動画・画像・PDF・その他のファイルのいずれも対象で、形式・容量・長さの制限はパソコンからアップロードする場合と同じです。
  • 動画はDiveのサーバーがMicrosoft 365から直接受け取ります。ファイルの中身が利用者のブラウザを通らないため、手元の回線を消費しません。5GBの動画を一度ダウンロードしてアップロードし直すと回線を10GB通りますが、その必要がなくなります。取り込みを開始したあとはブラウザを閉じても続きます。
  • 取り込んだ素材には出所の印が付きます。素材を選んだときに原本の状態を確認し、取り込んだあとに原本が更新されていれば印が注意のマークに変わります。押すと最新の内容をもう1件の素材として取り込めます(取り込み済みの素材はそのまま残るため、古い版で作った手順書は壊れません)。
  • 取り込んだExcel・Word・PowerPoint・PDFは、手順リンクの書き出し先として元の場所のファイルそのものを選べます。ダウンロードして配り直さなくても、SharePoint上のチェックシートを開いた方がそのまま手順書へ飛べます(既存ファイルへの手順リンク追加を参照)。

接続と権限

  • 接続は利用する方それぞれが、利用する端末ごとに一度だけ行います。オーナーが接続してもほかの方には引き継がれません。接続できるのは作成ユーザー以上の権限を持つ方です。
  • 対象は職場・学校のMicrosoftアカウント(OneDrive for Business / SharePoint)です。個人用のMicrosoftアカウントは対象外です。
  • 接続に使うMicrosoftアカウントは、Diveへのログインに使っているアカウントと別で構いません。どのMicrosoftアカウントで接続したかは監査ログに記録されます。
  • Diveがアクセスできるのは、サインインした本人が元々見られるファイルだけです。本人が権限を持たないファイルには一切アクセスしません。
  • 接続のときに求めるのは読み取りの許可だけです。元のファイルへの書き込みの許可は、手順リンクの書き戻しを実行するときに初めて求めます。書き戻しを使わなければ、Diveが書き込みの許可を持つことはありません。
  • 接続はいつでも解除できます。Diveからログアウトしたときにも、端末に残る接続の情報は破棄されます。

制約と注意

  • Diveに入るのは取り込んだ時点のコピーです。原本を参照し続ける形(リンク参照)には対応していません。動画は再生用の変換を前提とするため、原本をそのまま指すことができないためです。
  • 取り込んだ素材は、1日あたりのアップロード数の上限にも数えます。Microsoft 365経由だからといって上限が別枠になることはありません。
  • 接続と取り込みはPCブラウザから行います。
  • Microsoft 365側でアプリの利用に管理者の承認が必要な設定になっている場合は、情報システム部門による承認が必要です。条件付きアクセスなどのポリシーで止められる場合もあります。
  • この連携をチーム全体で使わない設定にできるのはEnterpriseプランです。初期状態は「使う」です。
機能利用できるプラン
接続と取り込み(Teams・SharePoint・OneDrive)Lite以上(Freeは不可)
手順リンクを元の場所のファイルに書き戻すPro以上
チーム単位で連携の利用可否を制御するEnterprise(既定は利用可)
現場で「使われる」作った手順書が現場で引かれ、使われるまで

構造化された動画手順書(動画・文章・設問)

Diveの手順書は、手順ごとに区切られた動画に、文章と設問を組み合わせた構造を持ちます。動画だけでは伝わらない判断基準やコツを文章で補い、「合っているか」を設問で確認します。通し動画をそのまま見せる動画マニュアルとは、成果物の形が異なります。

製品サイトでは自社調査を引用し、動画マニュアルを導入した製造現場でも87%が「見ても結局、先輩に聞く」と回答したことを示しています。動画・文章・設問で構造化する狙いは、この「結局聞く」を減らすことにあります。

設問(確認ポイント)

設問は「合っているか」をその場で確かめるための仕組みです。手順ごとの設問に点数や合否はなく、答えるまで(正解を設定していれば正解するまで)次へ進まない、という動き方をします。設問タイプ(現場確認/理解度テスト)と「想定と違っても次へ進める」の2つを変えることで、次の3つの使い方に切り替わります。

  • 現場確認(既定)— 作業者がその場で自分の作業を確かめます。合っていなければ次へ進めません。指差呼称のデジタル版です。
  • 点検表・チェックシート — 想定と違っても作業は止まらず、「異常」として記録に残ります。
  • 理解度テスト — 記憶を問います。教育や習熟度の確認に使う場合に選びます。

合格ラインを決めて採点する仕組みは、手順ごとの設問ではなく教育(コース)の確認テストが担います。

  • 手順ごとに設問を設置できます。種類は「Yes/No選択」「単一選択」「複数選択」「自由入力(テキスト)」「自由入力(数値)」の5種類です。
  • 選択肢に正解を設定すると、閲覧者が正解するまで次の手順に進めない運用にできます。
  • 数値入力では、下限と上限で「正解の範囲(その値でないと次へ進めない)」と「正常範囲(点検用。外れた値は異常として記録する)」を設定できます。片側だけの制限も設定できます。
  • 手順に「写真提出を必須にする」設定があり、作業者が撮影した画像を回答として提出させられます。
  • AIに設問を作らせるときは、設問タイプを「現場確認」と「理解度テスト」から選べます。既定の「現場確認」では、その工程で実際に起こりうる状態だけを選択肢に並べ、誤答用の選択肢を作りません(作業者がその場で自分の作業を確認するための設問。指差呼称のデジタル版)。「理解度テスト」では記憶を問うために実際には起こらない誤答も混ぜます。

設問はCoreプラン以上の機能です。

点検表・チェックシート運用(想定と違っても次へ進める)

  • 設問を「想定と違っても次へ進める」に切り替えると、正解/不正解ではなく正常/異常の判定になります(この項目は以前「良否判定として使う」という名称でした。動作は同じです)。異常でも手順書は止まらず、「異常」として記録に残るため、点検表・チェックシートの運用に使えます。
  • 閲覧記録モーダルで「誰がいつ何と回答したか」を確認できます。行が1回の実施、列がその版の各設問、セルが回答値とOK・NGのチップです。

手順ごとの点検・良否記録はCoreプラン以上、閲覧記録のCSV出力はProプラン以上です。

良否判定つき設問と閲覧記録(点検表・チェックシート運用)

AIチェック(提出写真の二重チェック)

写真提出を必須にした設問では、作業者が提出した写真をAIがもう一度確認し、「問題は見つからない」「異なる可能性がある」「写真から判別できない」の3つを参考所見として返せます。作業者自身の確認を置き換えるものではなく、見落としに気づくための二番目の目として使う機能です。

  • 設問ごとにオン・オフを設定します。写真提出を必須にした設問でのみ使えます。
  • 手順書を作るときの「手順化の設定」から、設問のある手順にまとめて付けることもできます。写真提出の必須化も同時に設定されます。手順ごとの調整は作成後に行えます。
  • お手本画像を登録しておくと、提出写真とお手本を見比べます。登録しない場合は、設問文と手順の内容をもとに判定します。
  • 判定は助言にとどまり、合否を確定させません。作業も回答の保存も止めません。
  • 結果は閲覧記録にも残ります。設問のセルにAIの所見がバッジで並び、1回の実施の詳細では所見と理由まで確認できます。CSV出力にも注記が付きます。作業者の回答そのもの(正常・異常の判定)は書き換えません。
  • オフラインでは判定できません。オンラインに戻ると利用できます。

AIチェックはProプラン以上の機能です。

条件分岐

  • 設問の回答に応じて、次に表示する手順を切り替えられます。分岐先は「次の手順へ」「完了(END)」「任意の手順」から選びます。
  • 判定対象になる設問タイプは、はい/いいえ、選択式、複数選択、テキスト入力、数値入力の5種類です。設問のない手順から、フロー図で特定の手順へジャンプさせることもできます。
  • 分岐はフロー図で全体を見ながら編集でき、分岐元の手順をクリックすると分岐先が色分け表示されます。分岐の設定画面はPC専用です。

制約として、分岐を含む手順書はMP4出力に対応していません。条件分岐はProプラン以上の機能です。

条件分岐の設定(回答に応じて次の手順を切り替え)

下書き、承認、発行

手順書は下書き、承認フロー、発行の流れで管理します。承認者が承認しない限り発行・改訂は実行されず、改訂履歴も残ります。承認フローはProプラン以上の機能です。

  • 全社共通の承認フローとグループ別の承認フローを、用途ごとに何本でも用意できます。公開するときに選びます。グループを作成していないチームでも、全社共通の承認フローを利用できます。
  • 承認者は「どういう立場の人か」で指定します。起案者から見た上位(所属/1〜3階層上)の管理者、品質保証や安全管理など特定グループの管理者、チーム内の管理者、個人の指名、資格の保有者の5種類です。資格は有効期限が切れると候補から自動で外れます。
  • ステップごとに、承認とレビューの区別、通過条件(起案時に1人指名/誰か1人/全員)を設定できます。改訂理由と承認フローを対応づけておくと、理由を選んだ時点で承認フローが決まります。
  • 依頼を開始した時点の承認者と内容は固定されるため、あとから承認フローを編集しても走行中の依頼は影響を受けません。差し戻すときは差し戻した人が再開位置を選び、起案者は依頼を取り下げて下書きに戻せます。

下書き共有(公開前のレビュー)

公開前の下書きは、承認フローとは別に、起案者が指定したユーザー・グループへ共有できます。共有された相手は内容を閲覧してコメントを残せますが、編集・保存・承認はできません。格納先フォルダのアクセス権限を持たない相手にも共有でき、共有した時とコメントが投稿された時には対象者へ通知メールが届きます。承認依頼中のユーザーは指定しなくても下書きを閲覧できます。

プラン条件(この節の機能)

機能利用できるプラン
手順ごとの設問Core以上
手順ごとの点検・良否記録Core以上
AIチェック(提出写真の二重チェック)Pro以上
条件分岐Pro以上
閲覧記録のCSV出力Pro以上
承認フローPro以上
下書き共有・コメントFreeを含む全プラン

手順書が増えるほど、探せないものは使われません。Diveは全文検索とAI検索の2系統を用意しています。どちらもFreeプランを含む全プランで利用できます。

全文検索の対象

  • 手順書のタイトル、概要説明
  • 手順の内容(手順タイトル、文章、作業のコツ、品質注意、安全上の重要事項、設問)
  • 動画内テキスト、動画内の字幕
  • AR内のテキストオブジェクト
  • 手順書・フォルダに付与したタグ

検索の書き方

  • フレーズ検索("…")、除外(-word)、AND/OR に対応します。
  • タイトル系を優先する重み付けスコアで並びます。
  • 表記ゆれやタイプミスにも耐性があり、「サーバ」で「サーバー」がヒットします。
  • タグでの絞り込みができます(複数選択可、OR条件)。

AI検索(対話型)

  • 普段の話し言葉で「何をしたいか」「何に困っているか」を投げると、AIが手順書を横断して該当する手順書・手順を提示します。
  • 回答の根拠となった手順書・手順を引用して示し、どの手順番号から見ればよいかまで返します。
  • 情報が足りないときはAIから聞き返します。会話形式で追加質問でき、会話履歴は保存されます。
  • 入力欄のマイクアイコンから音声で質問できるため、両手がふさがっている作業中でも使えます。

前提として、AI検索が推奨するのは、その利用者がアクセスできる手順書の範囲です。

AI検索:話し言葉で質問すると該当手順書・手順を提示

192言語の自動翻訳と読み上げ

閲覧時に言語を選ぶだけで、原文の言語を問わず双方向に翻訳されます。翻訳の対応言語は192言語です。自動翻訳、翻訳言語での読み上げ、字幕・文章の読み上げは、Freeプランを含む全プランで利用できます。

何が翻訳されるか

  • 言語を選ぶと、手順の文章、字幕、読み上げ音声のすべてが翻訳されます。
  • 「原文を併記する」オプションがあり、翻訳文と原文を同時に表示できます。
  • PDF、Excel、Word、PowerPoint、MP4の各出力でも、翻訳言語を指定すれば翻訳された状態のファイルを出力できます。
  • AI解析時に「認識言語」を指定することで、日本語以外の音声も文字起こしできます。

原文の言語

手順書ごとに「原文の言語」を持ちます。翻訳と読み上げはこの言語を基準に行われ、閲覧するユーザーの画面表示言語には左右されません。既定は日本語です。

  • 手順書ごとの設定は、編集画面の基本情報にある「再生・表示設定」で行います。
  • チーム全体の既定は、辞書の専門用語集にある「これから作る手順書の言語」で設定します(チーム管理者以上)。海外拠点が現地語のまま手順書を作る場合に使います。
  • 新しく作る手順書の原文の言語は、素材のAI解析で指定した認識言語、チームの既定、作成者の画面表示言語の順に自動で決まります。既存の手順書は日本語として扱われます。

言語の選び方

言語選択は2層構成です。日本の製造業・外国人材で需要の高い29言語(日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語、ベトナム語、インドネシア語、タガログ語、タイ語、ミャンマー語、クメール語、マレー語、ネパール語、ヒンディー語、タミル語、ベンガル語、シンハラ語、モンゴル語、ウズベク語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、トルコ語、ポーランド語、チェコ語、ハンガリー語、スロバキア語、ロシア語)を常時表示し、残りは検索で全192言語から選べます。言語名は画面の表示言語に合わせて、その言語自身の表記で表示されます(日本語の画面では日本語の言語名)。

読み上げ

  • 読み上げは2種類あります。文章の読み上げ(既定ON、動画と非同期のためタイミング調整が不要)と、字幕の読み上げ(既定OFF、字幕の表示タイミングに同期)を使い分けられます。
  • 固有名詞や型番、単位の読み間違いは「読み上げ辞書」でふりがなを指定して直せます。チーム単位で登録します。

制約として、読み上げ音声は192言語のうち65言語がその言語のネイティブ音声に対応し、音声を持たない言語は英語音声で読み上げられます。

オフライン利用

事前読込機能により、インターネット接続がないオフライン環境でも、オンライン時と同様に手順書を利用できます。翻訳もオフラインで使えます。

何が端末に保存されるか

  • 手順書本体、動画や画像などのメディア、翻訳、読み上げ音声をまとめて保存します。
  • 事前読込のときに翻訳言語を選んでおくと、その言語の翻訳と音声も一緒に保存されます。選ばない場合は原文のみです。
  • オフライン中の作業記録(設問の回答など)は端末に保持され、通信が回復した時点で自動的に送信されます。

ブラウザとアプリの違い

  • オフライン再生はWebブラウザでも動作します。オフライン時は専用ページ(https://app.divedx.com/offline)に、事前読込した手順書が表示されます。PCやWindowsタブレットでも閲覧できます。
  • 再生した範囲は、Webブラウザ・スマホアプリのどちらでも自動で端末に保存され、その範囲はオフラインでも再生できます。ただしこの自動保存分は、端末の空き容量に応じて古いものから削除されることがあります。事前読込したデータは、スマホアプリではアプリ内ストレージに保存されるため安定して保持されます。通信環境が悪い現場ではアプリの利用を推奨しています。

回線の細い環境向けに、多段解像度・最適化配信はFreeプランを含む全プランで利用できます。

制約

Enterpriseプランの「端末キャッシュ設定」で、端末に閲覧データを一切残さないモードに切り替えられます。このモードを有効にしたチームでは、オフライン再生と事前読込は無効になり、常にネットワーク接続が必要になります。

画面の表示言語は、一度オンラインで表示した言語だけがオフラインでも切り替えられます(一度も表示していない言語はオフラインでは日本語で表示されます)。手順書の翻訳と読み上げ音声は、事前読込で選んだ言語がそのままオフラインで使えます。

オフライン再生と事前読込の画面

QRコードと印刷・持ち出し

現場の掲示や設備に貼る運用のために、QRコードの発行と一括印刷ができます。

QRコードの発行

  • QRコードは手順書単位とフォルダ単位で発行できます。フォルダのQRを読むと、そのフォルダの手順書一覧が開きます。
  • 共有モーダルの「指定の手順から開く」をONにすると、手順書の最初からではなく特定の手順から開くURLとQRコードを発行できます。期限付きの外部共有URLでも設定できます。
  • 期限付きのQRコードを発行でき、期間が過ぎると閲覧できなくなります。
  • 共有モーダルの「言語を指定して開く」をONにすると、そのURLを開いたときの画面の表示言語(29言語)と手順書の翻訳先を指定できます。指定した内容はURL、QRコード、印刷用画面に反映されます。海外拠点や外国人スタッフへ、初めからその言語で開くQRコードを配れます。閲覧した方は開いたあとに言語を選び直すことができ、その方の普段の言語設定は書き換わりません。
共有モーダル:QRコード発行と指定の手順から開くURL

QRの一括印刷

  • フォルダの中の手順書とサブフォルダをまとめて選び、複数のQRコードをA4用紙に一括印刷できます。
  • レイアウトはA4の1面、4面、9面、24面から選べます。
  • 併記する情報を個別にON/OFFできます(名称は既定ON、概要、ステップ数、URLは既定OFF、サムネイル)。レイアウトと表示項目に応じてQRコードのサイズが自動で最適化されます。
  • フォルダの行はステップ数の代わりに「フォルダ」と表示され、セル枠が実線で区別されます。

紙・ファイルへの持ち出し

  • 手順書の出力形式はPDF、Excel、Word、PowerPoint、動画(MP4)の5種類です。
  • PDFとWordは同じ体裁で出力します。1ページ目の先頭に概要(左に説明、右に表紙画像)を置き、そのすぐ下から手順の一覧(サムネ、作業手順、安全上の重要事項・注意の3列で1行1手順)が始まります。各ページの上部に文書名、Rev、ページ番号を表示し、改訂履歴は最終ページにまとめます。
  • PDF、Excel、Wordは出力時に載せる項目を選べます(サムネ、手順の見出し、手順詳細、作業のコツ・品質注意・安全上の重要事項、設問、字幕、改訂履歴)。
  • PDF、Excel、Word、PowerPointの出力時に「各手順にジャンプURLを付ける」(既定ON)を有効にすると、各ページ・行・スライドに、その手順を直接開けるリンクが埋め込まれます。紙に印刷しても、そこから元の動画手順に戻れます。
  • PowerPoint出力は1スライドが1手順で、表紙スライド(手順書名、概要、Rev番号)と改訂履歴スライド(Rev、改訂内容、起案者、起案日、承認日、承認者)を含む構成です。
  • MP4出力はフレームレート最大30、解像度720pで、手順書全体をDiveの画面と同じ見た目の動画として出力できます。
  • Excelで出力できるデータは、手順書、フォルダ内の手順書一覧、スキルマップ、ユーザー個人の手順書閲覧履歴、メンバー・グループ一覧です。
手順書のPowerPoint出力(1スライドが1手順)

自社様式へ転記(出力フォーマット)

  • 自社の作業標準書のファイル(Excelは.xlsx/.xlsm、Wordは.docx/.docm、PowerPointは.pptx/.pptm)を登録すると、手順書の「出力」→「Excel」「Word」「PowerPoint」にその様式が並び、その体裁のまま書き出せます。罫線、列幅、ロゴ、印刷設定、数式、マクロは登録したファイルのまま残ります。
  • 様式の中に、転記したい内容に対応する差し込みタグを入力しておく方式です。書き方は3つの形式で共通です。設定画面にタグの一覧と、Excel・Word・PowerPointそれぞれのサンプルの様式があり、すでに使っている作業標準書のファイルにタグを書き足すだけでも使えます。
  • 転記できるのは、タイトル、説明、改訂番号、表紙画像、手順ごとの手順番号、見出し、作業内容、作業のコツ、品質注意、安全上の重要事項、設問、字幕、その手順を開くURL、手順の画像、QRコード、および改訂履歴(Rev番号、改訂内容、起案者、起案日、承認日、承認者)です。
  • 手順1件ぶんの「枠」の増え方だけが形式で違います。Wordは枠を1つ置けば手順の数だけ増え、PowerPointはスライドまたは表の行が増えます。Excelは行を1行も動かさない作り(数式、印刷タイトル行、マクロのセル参照がずれないため)なので、枠を必要な数だけ並べます。手順の数がExcelに並べた枠を超える場合は、出力せずに不足している枠を知らせます。
  • 様式の登録・削除はチーム管理者以上が行います。

プラン条件(この節の機能)

機能利用できるプラン
QRコード発行、外部共有、MP4出力Lite以上(Freeは不可)
PDF出力、Excel出力、Word出力Core以上
PowerPoint出力、手順書一覧の出力Pro以上
自社フォーマットへ出力(出力フォーマット)Enterprise

現場ですでに使っているチェックシート・点検表・作業標準書そのものに、Diveの該当手順を直接開くリンクを差し込んで書き出せます。文章もレイアウトも様式も書き換えないため、いつもの帳票を使ったまま、迷った項目からその手順の動画に飛べます。既存の書類をDiveの形式に作り直す必要はありません。

対応する形式

  • Excel(.xlsx / .xlsm)、Word(.docx / .docm)、PowerPoint(.pptx / .pptm)、PDF(.pdf)の計7形式です。
  • 旧形式の .doc / .xls / .ppt は対象外です。AI解析の参考資料としては読み込めますが、リンクの差し込みは元のファイルをそのまま返す必要があるため対応していません。
  • 手順書の「関連ファイル」にひも付けたファイルが対象です。URLとして登録した外部のファイルと、パスワード保護されたPDFは対象外です。

貼る場所を確認してから書き出す

  • 手順名とファイル内の文字を照合し、「どの手順が、ファイルのどこに当たるか」を一覧で表示します。書き出すのは確認したあとです。
  • 一致のしかたは完全一致・部分一致・推定の3つで表示し、推定は一致の度合いを%で示します。スキャンした資料で文字が崩れている場合は推定として扱います。
  • PDFはページ画像を並べて表示し、リンクが付く位置を枠で示します。意図しない箇所はチェックを外して除外できます。
  • 同じ文字がファイル内の複数か所にある場合や、同じ手順名の手順が複数ある場合は、誤ったリンクを配らないよう追加しません。

元のファイルの扱い

  • 追記するのはリンクの情報だけで、文章・レイアウト・数式・図形・チェックボックスには手を加えません。様式の変更にあたらないため、文書管理の手続きが必要な現場でも扱いやすい形です。
  • リンクを付けた文字は、受け取った方が押せると分かるように青色と下線で表示されます。PDFはページにリンク領域を追加するだけなので、見た目は元のまま変わりません。
  • 書き出したファイルはその場でダウンロードするか、Diveの関連ファイルをリンク付きの版に差し替えられます。差し替えてもリンクを追加する前の原本は保持され、次回も原本から作り直すためリンクが二重に付くことはありません。
  • Microsoft 365(Teams・SharePoint・OneDrive)から取り込んだファイルは、元の場所にあるファイルそのものへ書き戻せます。ダウンロードして配り直さなくても、SharePoint上のチェックシートを開いた方がそのまま手順書へ飛べます(Microsoft 365 内ファイルとの連携を参照)。元のファイルがOfficeやSharePointで開かれている場合と、Diveが最後に見た内容から原本が変わっている場合は、ほかの方の編集を上書きしないため書き戻しを行いません。

リンク先と権限

  • 埋め込まれるURLはその手順を直接開くDiveのURLで、クリックすると再生画面がその手順から始まります。
  • URL自体は閲覧の権利を持ちません。開けるかどうかはDiveにログインしたうえでフォルダのアクセス権で決まります。誰がどの手順を見たかは閲覧記録に残ります。

プラン条件(この節の機能)

機能 利用できるプラン
既存ファイルへの手順リンク追加(書き出し) Pro以上
貼る場所の確認(照合結果の表示) 全プラン

欲しい手順書(アイデア帳)

「欲しい手順書」は、閲覧ユーザーを含む全員が「こういう手順書が欲しい」と投稿できるボードです。同じ困りごとを持つ人が「+1」で後押しし、票数がそのまま作成の優先度になります。同じ人が二重に投票することはできません。すべてのプランで利用できます。

同じボードが、役割によって2つの見え方をします。閲覧する側にとっては「欲しい手順書」、作成する側にとっては「何を作るか」のネタ元となる「アイデア帳」です。

投稿から完成まで

  • 要望は「欲しい」「作成中」「完成」のステータスで管理します。
  • 要望を「完成」にすると、応えた手順書が要望カードに紐付き、投稿者と「+1」した人へ未読バッジとメールで通知されます。投稿者には「あなたの要望に応えました」と表示されます。
  • 各カードにコメントスレッドがあり、コメントを投稿すると要望の投稿者と「+1」した人へメール通知が届きます。
欲しい手順書(アイデア帳)ボード

表示範囲と計画への昇格

  • 欲しい手順書の表示範囲は所属グループに応じて出し分けられます。閲覧範囲外のグループに属する投稿者や「+1」した人は、匿名のアバターで表示されます。
  • 現場から上がった要望は、トップダウンの整備計画ボードである「作成計画」に昇格させて、担当・期限・進捗を管理できます。完成時には元の投稿者と「+1」した人へ通知が届きます。

欲しい手順書の投稿は全プランで利用できますが、作成計画の管理操作はProプラン以上です。

教育・育成・資格見てほしい手順書を届け、力量と資格を記録する

教育(コース)

Diveは「教育」と「育成」を別の機能として分けています。教育(コース)は、必ず見てほしい手順書のセットを束ねて対象者へ配布する仕組みです。手順書を置いておくだけでは「見て終わり」になりますが、コースにすると受講順序・確認テスト・期限・到達状況の管理まで一続きで扱えます。もう一方の育成(スキルマップ)は、その人の力量を評価・計画・記録する仕組みで、下の節で説明します。

何ができるか

  • 複数の手順書を1つのコースに束ね、グループ単位/個人単位に割り当てて配布できる。
  • コースに[身につくスキル](スキルと到達レベル)を設定すると、修了した人のスキルマップが自動で更新される。設定はコース側からでもスキル側からでもでき、同じ紐づけになる。
  • コース名・説明はAIで生成でき、コースに入れる手順書は手動での選択とAIによる提案の両方から追加できる。
  • 順次アクセス(前の手順書を完了するまで次を開けない)を設定できる。
  • 厳格な完走判定(設問に誤答があれば完了とみなさない)を設定できる。
  • 確認テストを付けられる。設問は手動作成とAI生成の両方に対応し、設問はコースに追加した手順書の内容からAIに生成させられる。合格ラインは正答率で指定する(既定80パーセント)。
  • 履修期限を設定でき、期限の3日前・前日・期限超過の3タイミングで受講者本人に自動リマインダーメールが届く(毎日8時00分・日本時間に判定して配信)。
  • 到達状況は「対象者×コース内手順書」のグリッドで一望できる。完了は緑、誤答は赤、未完は黄、未読は灰の4色で塗り分けられる。
  • コース分析で、受験者数・合格率・平均正答率・平均受験回数に加え、設問別の正答率と選択肢の分布まで確認できる(どの設問でつまずいているかが分かる)。
  • 確認テストの受験履歴が1受験ごとに残る。誰がいつ何回目に受けて、設問ごとにどの選択肢を選んだかまで確認できる。正誤は受験した当時の正解で判定するため、設問を差し替え・並べ替えしても過去の受験が別の設問の誤答として見えることはない。
  • 確認テストの選択肢の並びを、受験のたびに入れ替えられる(コース単位・既定オン)。答えの位置を覚えて選ぶのを防ぐ。順番に意味がある選択肢を含むコースはオフにできる。
  • ひとり立ちチェックで、ある人がある手順書を人に聞かずに完走できたかを、一発完走/つまずきながらも完走/途中離脱/確認ポイントなし/未閲覧の状態で判定できる。クリックするとつまずき箇所の詳細に降りられる。
  • 個人ページで、1人のユーザーを「教育(コース履修)」「育成(力量・スキルマップ)」「活用(閲覧・利用パターン)」の3タブで一望できる。
教育(コース)画面:コース一覧と到達状況

どう使うか、前提

  • コースの完了は「コース内の全手順書の完了」と「確認テストの合格」で判定される。確認テストは全手順書を完了すると受験でき、不合格でも再受験できる。
  • ひとり立ちの判定は設問への回答記録に基づく。設問が置かれていない手順書は「確認ポイントなし」となり、ひとり立ちの判定はできない。手順ごとの設問設定はCoreプラン以上の機能。
  • リマインダーは受講者本人に届く。3段階それぞれ1回のみ送られ、すでに完了している人には送られない。期限を変更した場合は新しい期限で再送される。
個人ページ(教育/育成/活用の3タブ)

制約と注意

  • 教育(コース)はCoreプラン以上の機能で、Free・Liteでは利用できない。
機能利用できるプラン
教育管理(コース)Core・Pro・Enterprise
コースの割り当て・到達管理Core・Pro・Enterprise
締切リマインダーCore・Pro・Enterprise
手順ごとの設問設定Core・Pro・Enterprise

育成(スキルマップ)

育成(スキルマップ)は、その人の力量を評価し、育成計画を立て、記録として残すための機能です。ISO9001の7.2「力量」の要求事項と関連づけて設計しています。

何ができるか

  • カテゴリ、サブカテゴリ、スキルの3階層でスキルを管理する。業種テンプレートは30種類以上あり、そこをベースに作成できる。用意されている分野は製造、介護、建設、食品、物流、小売、オフィスなど。
  • 各スキルに評価基準を4つのレベル(Lv1からLv4)で定義できる。表の1セルは「スキル×メンバー」で、円を4分割して達成レベルを塗り分け、Lv4を達成すると円が完全に埋まる。育成中のレベルは別の色で表示される。
  • 評価の対象にしない場合の「対象外」を、評価軸の段として持てる。文言はチーム共通・グループ独自・スキル個別のそれぞれで編集でき、対象に戻すと元のレベルに復帰する。到達率・Excel出力・保管スナップショット・資格の照合の母集団は、対象のスキルのみ。
  • スキルごとに目標レベル(レベル閾値)を設定できる。
  • スキルに関連手順書を紐づけると、そのユーザーがその手順書を見た履歴が、対象スキルの育成記録として集計される。紐づけは[AIで一括紐づけ]で提案させ、内容を確認したうえでまとめて反映できる。
  • 実績からスキルレベルを自動で更新できる。上がる経路は、教育コースの修了・資格の取得・紐づけた関連手順書をすべてひとりでやり切ったとき(完走かつ無誤答)の3つ。閲覧しただけでは上がらない。自動では下げず、すでに同じレベル以上の人は変えない。「対象外」の人には書き込まない。評価者は「Dive(自動評価)」として履歴に残るため、あとから誰が評価したのかを確認できる。
  • 自動更新はチーム全体の設定で切り替える(既定はオン、レベルまで自動で確定)。監査を重視する場合は、レベルは動かさず育成記録の起票だけにもできる。紐づけを設定していないスキルでは何も起きない。
  • 人のスキル詳細に[このスキルの身につけ方]があり、そのスキルが身につくコース・証明する資格と、いまの到達状況を確認できる。
  • 本人による自己評価と、管理側による確定評価の2系統がある。自己評価が上がると管理側に「レベル変更を検討してください」と表示される。
  • 各スキルに人員計画(求めるスキルレベルを持った人の数)を設定すると、実際のメンバーのスキル状況と突き合わせて[ギャップ]列に不足が表示される。
  • スキルレベルごとに育成計画期間と育成担当者を設定できる。育成担当者は「教え子」一覧から、誰のどのスキルを引き上げるべきかと、その進捗を確認できる。
  • 評価はスナップショットとして保存・承認でき、履歴を残せる。その時点のスキルマップ状況をExcelで保管でき、監査の承認記録としても使える。スキルマップはExcelからの取り込みにも対応し、スキル定義(カテゴリ・スキル)に加えて、Excel出力したファイルのメンバー列(評価レベル)をそのまま書き戻せる。
  • [共通設定](旧・スキルカタログ)で、チーム共通のスキル定義(カタログ)・チーム共通の評価基準・自動評価の3つを一元管理する。カタログを更新すると、それを採用している全グループのスキルマップに自動で同期される。
  • グループごとに、スキルマップに並べるメンバーの順番と、表示・非表示を設定できる。非表示にしたメンバーは列から消えるだけでなく、達成人数・母数・ギャップの集計からも外れる(評価データそのものは残る)。
スキルマップ:スキルマークによる力量の可視化

どう使うか、前提

  • まず業種テンプレートからスキルの骨格を作り、自社のカテゴリとスキルに直してから運用に載せる。
  • 閲覧履歴が育成記録として積み上がるのは、スキルに手順書を紐づけた場合。紐づけがないスキルは、評価入力だけで管理することになる。
  • 自己評価はそのまま確定にはならない。確定評価は管理側の操作で決まる。
スキルマップを業種テンプレートから作成する

制約と注意

  • スキルマップはCoreプラン以上の機能で、Free・Liteでは利用できない。
  • チーム共通のスキル定義(共通設定のカタログ)はEnterpriseプランのみ。チーム共通の評価基準の保存はCoreプラン以上。
  • スキルマップのExcel出力と、出力したファイルへ書き戻すレベル取込はProプラン以上。スキル定義(カテゴリ・スキル)のExcelからの取り込みはCoreプラン以上で使える。
機能利用できるプラン
育成管理(スキルマップ)Core・Pro・Enterprise
スキルマップのExcel出力・レベル取込Pro・Enterprise
実績によるスキルレベルの自動更新Core・Pro・Enterprise
チーム共通スキル(共通設定のカタログ)Enterprise

資格(適格性管理)

資格は、免許・社内認定・健康診断など、外部や社内で発行された資格の保有と有効期限を人単位で管理する機能です。教育(コース)が「見たか」、育成(スキルマップ)が「どこまで育ったか」を見るのに対し、資格は「その作業をさせてよいか」を見ます。値はレベルではなく有無と有効期限で、期限が切れた時点で不可になります。玉掛けやフォークリフトのような技能講習の修了記録、社内認定、健康診断の有効期限を、いま使っているExcel台帳から移して運用できます。

何ができるか

  • 資格をチーム共通の台帳として定義する。区分は 法定資格、社内認定、顧客要求、健康診断、その他 の5種類。
  • 有効期限(証書そのものの期限)と、社内再教育の周期を別々に持てる。免許自体は終身でも社内規程で「3年ごとに再教育」を回している運用に対応する。締切は早いほうが使われ、法的な失効と社内再教育の期限は区別して表示される。
  • 取得日を入れると、資格ごとに決めた有効期間から有効期限と次回再教育日が自動計算される。
  • 更新(再講習)は上書きではなく新しい記録として積み重なるため、取得歴が残る。もっとも先まで有効な記録が現在の保有として扱われる。取消・返納は期限切れによる失効と区別して記録される。
  • 証書番号の入力と証書ファイルの添付を、資格ごとに必須にできる。添付(免許証の写しなど)を閲覧できるのは本人と管理者だけ。
  • 本人が個人ページから申請し、管理者が承認または却下する運用ができる。申請・承認・却下はそれぞれメールで通知され、却下には理由の入力が必要。承認されるまでは有効な保有として数えない。
  • 期限が近づくとリマインドメールが届く。通知タイミングは資格ごとに指定でき(既定は90日前と30日前)、当日と期限超過にも送られる。本人へは1通ずつ、管理者へはチーム単位のまとめが1通届く。
  • 資格に更新講習のコース(教育機能のコース)を紐づけると、通知期間に入った人へ自動で割り当てられる。失効しそう、講習を受ける、更新を登録する、までがDiveの中で閉じる。
  • 資格に[証明するスキル]を設定すると、その資格を取得した人のスキルマップが自動で更新される。育成(スキルマップ)の側からも同じ紐づけを設定できる。
  • グループ(部署・工程)ごとに「この資格を持つべき人」と必要人数を決めると、保有者数と不足人数が表示される。必要人数を空にすると、そのグループ全員が持つべき、という意味になる。
  • 手順書に必要資格を紐づけると、持っていない人がその手順書を開いたときに再生の開始画面で警告する。未取得、失効、承認待ち、取消のいずれであるかを本人に伝える。
  • 人×資格のマトリクス、期限アラート、承認待ち、無資格での実施の記録を、1画面で切り替えて確認できる。Excelにも出力できる。
  • いま使っているExcel・CSVの資格台帳をそのまま一括で取り込める。氏名またはメールで社員を、資格名で資格を突き合わせ、有効期限が空欄なら有効期間から自動計算する。

どう使うか、前提

  • 資格はグループではなく人に付く。異動しても保有記録は本人に引き継がれる。
  • 資格ページを開けるのは オーナー、チーム管理者、グループ管理者。グループ管理者が扱えるのは自分の所属グループとその配下のメンバーに限られる。
  • 資格の追加・編集・アーカイブ、一括取込、グループごとの必要資格の設定は、チーム共通の定義を変えるため オーナーとチーム管理者のみが行える。
  • 本人は個人ページの[資格]タブから、自分が取得した資格を申請する。証書の写しを添付できる。
  • 手順書に紐づけた必要資格は手順書のベースに付くため、改訂しても引き継がれる。

制約と注意

  • 資格はCoreプラン以上の機能で、Free・Liteでは利用できない。
  • 必要資格を満たしていなくても、手順書の閲覧はブロックされない。開始画面での警告と、開いた事実の記録にとどまる。資格の登録が追いついていない段階で現場が止まらないようにするため。
  • ゲストは資格の管理対象外で、登録・申請はできない。
  • 資格の有効期間や再教育周期を後から変更しても、登録済みの有効期限は書き換わらない(証書に書かれた日付が正のため)。変更が効くのは、以降に登録する記録の初期値。
  • 資格のExcel出力はProプラン以上で、あわせてオーナーが設定した出力権限に従う。
機能利用できるプラン
資格(適格性管理)Core・Pro・Enterprise
手順書の必要資格(開始画面での警告)Core・Pro・Enterprise
期限リマインドと更新講習の自動割り当てCore・Pro・Enterprise
資格のExcel出力Pro・Enterprise
運用・AR・セキュリティ・料金全社で運用するための権限・レポート・セキュリティ・料金

AR・スマートグラス(動画手順書を補う追加表示)

Diveの中心は、スマートフォンとPCのブラウザで完結する動画手順書です。ARはその置き換えではなく、動画と文章だけでは伝わりにくい「どこか」「どの方向か」を現物に重ねて補う追加情報として使います。ヘルプ記事でも、ARは要所に添える補助機能として使うことを推奨しており、すべての手順をARにすることは推奨していません。

何ができるか

  • 手順に配置したARオブジェクトを現物に重ねて表示し、対象の場所や向きを示す。動画手順・画像手順・PDF手順のいずれの手順にもAR設定を追加できる。
  • 手順ごとにARの有効・無効を切り替えられる。位置合わせ用のスキャンデータは手順単位で設定・解除できる。
  • AR内に配置したテキストは、手順書の横断検索の対象に含まれる。
  • 現場の風景や設備の画像をそのまま位置合わせに使うため、ARマーカーの印刷物を用意する必要がない。CGエンジニアなしでスマートフォン1台でARコンテンツを構築できる。
AR:現物に情報を重ねて場所・位置を伝える

位置合わせの方式

方式 内容
空間認識(VPS:Visual Positioning System) 現場をスキャンした点群・マップ情報に位置合わせする。マーカーの用意は不要。Immersalのマップ情報とも連携できる。
平面検出(マーカーレス) スキャンデータを使わず平面を検知して配置する。空間認識が使えない場合はこの方式にフォールバックする。

対応デバイス

  • スマートフォン・タブレット:ARCore/ARKit対応端末(AndroidはDepth API対応端末を推奨)。
  • スマートグラス:単眼タイプ(Vuzix M400シリーズ/RealWear Navigatorシリーズ)と、ARグラスタイプ(Xreal Air 2 Ultra/XREAL One・One Pro/MiRZA/dynaEdge XR1)。製品サイトでは計8種類以上に対応と案内している。
  • XREAL One に純正カメラモジュール XREAL Eye を装着すると、6DoF、AR手順書の位置合わせ、グラス視点のカメラ映像を伝送する遠隔支援が利用できる。

遠隔支援

  • 現場のスマートフォン・スマートグラスのカメラ映像をリアルタイムに送りながらビデオ通話ができる。
  • ARオブジェクトを相手の空間に配置できるため、「そこ」「ここ」といった指示語でのやり取りが成立する。
  • 1セッションの参加人数は15人まで。

制約と前提

  • ARオブジェクトの配置・編集は、AR対応デバイスのスマートフォンアプリで行う。ブラウザだけでAR編集は完結しない。
  • AR手順書の作成、スマートグラスアプリの利用、点群での位置合わせはProプラン以上。Immersal VPSとの連携と遠隔支援はEnterpriseプランのみ。
  • Liteプランでは、すでに作られたAR手順書を閲覧することはできるが、AR編集はできない。

運用・権限・レポート・出力

権限とグループ

  • 権限は オーナー/チーム管理者/グループ管理者/作成ユーザー/閲覧ユーザー の5種類。この5権限は、合計して同じアカウント数に数える。
  • フォルダ単位でアクセスできるグループを絞り込める。ただしオーナー/チーム管理者は特権扱いで、アクセス制限に関わらず全フォルダへアクセスできる。
  • グループ管理者が、自分の所属グループより下のグループ向けのフォルダも開けるようにする設定を、オーナーがチーム単位で有効にできる(既定は無効)。閲覧だけを許すか、編集・改訂まで許すかを2段で選ぶ。組織変更でグループの親子関係を変えても所属を追加し直す必要がない。フォルダ側で編集できるグループを明示している場合は、そちらの指定が優先される。
  • メールアドレスを持たない現場の方向けに、ログインID方式の「メール不要アカウント」を発行できる(全プラン)。
プラングループ数階層
Free/Liteグループなし—
Core5グループまで1階層まで
Pro無制限1階層まで
Enterprise無制限無制限

料金表上は、グループ管理とフォルダのアクセス制限はCoreプラン以上の機能です。

承認フローと改訂

  • 手順書は 下書き → 承認フロー → 発行 の流れで管理する。承認者が承認しない限り発行・改訂は実行されない。
  • 承認フローは全社共通とグループ別を用途ごとに複数用意でき、公開時に選ぶ。グループを作成していないチームでも全社共通の承認フローを利用できる。設定はユーザー管理から行い、全社共通はオーナー・チーム管理者、グループ別はそのグループのグループ管理者以上が作成できる。
  • 承認者は「立場」で指定する。起案者から見た上位(所属/1〜3階層上)の管理者、特定グループの管理者、チーム内の管理者、個人の指名、資格の保有者の5種類で、複数条件を並べるとOR条件になる。資格は有効期限が切れた時点で候補から自動で外れる。
  • ステップごとに、承認とレビューの区別、通過条件(起案時に1人指名/誰か1人/全員)、承認を待たないレビューを設定できる。改訂理由と承認フローを対応づけると、理由を選んだ時点で承認フローが決まる。
  • 依頼開始時点の承認者と内容が固定され、以後の設定変更は走行中の依頼に影響しない。差し戻し時は差し戻した人が再開位置(最初から/自分の段階から)を選び、起案者は依頼を取り下げて下書きに戻せる。
  • 承認なしでの公開の可否、公開時にその場で承認フローを組めるか、起案者自身が承認者になれるか、資格の期限を承認時にも確認するか、改訂理由を必須にするかは、オーナーが設定する。
  • 部品名・品番・材料名・工具名・文書番号から、影響する手順書を洗い出して改訂を依頼できる(作成計画の「改訂を探す」)。使用物・文書番号に登録された値と一致したものを優先して出し、本文に語が含まれるものは該当手順の番号つきで出す。担当・期限・改訂理由を付けてまとめて依頼でき、対象の手順書が公開されると依頼は自動で完了する。改訂理由は公開時の承認フローの既定になる。
  • 部品変更表・図面改訂表のようなExcelの台帳は、2つの時点を比べて変わった値をそのまま探す語にできる。台帳はTeams・SharePoint・OneDrive上のファイルも指定でき、原本の最新を取り込める。作成計画はProプラン以上。
  • 改訂履歴が残り、復元できる。承認フローはProプラン以上。

社外に出す2つの方法

項目外部共有URLゲスト招待
ログイン不要必要
共有の単位手順書1本ごとフォルダ単位
アカウント数使わないアカウント数とは別に数える(ゲスト招待の上限はアカウント数の3倍まで。例:Pro=アカウント50/ゲスト招待150)
できること閲覧情報共有専用(閲覧のみ。教育・育成・活用レポート等の集計対象外)
統制期限・パスワード・監査ログ監査ログ・IPアドレス制限・SSOの統制下
プランLite以上Core以上(Free・Liteは利用不可)
  • 外部共有URLは、発行時に有効期限またはパスワードのどちらかが必須で、期限もパスワードもない永続URLは発行できない(無期限にする場合はパスワード保護が必須)。
  • 発行済みの外部共有URLは、期限変更・パスワードのローテーション・無効化・復活ができ、発行・無効化・復活・期限変更・パスワード変更はすべて監査ログに記録される。
  • 外部共有URL機能はセキュリティ配慮のため既定で無効になっており、オーナーがチーム設定で有効化しないと使えない。
  • ゲスト招待では、手順書一覧がフォルダの階層構造ではなく1枚のフラットな一覧で表示されるため、社内の組織構造(フォルダ名・並び)が外部に見えない。
  • ヘルプ記事では、セキュリティ観点から社外共有は原則ゲスト招待を推奨している。
外部共有URLの発行(期限・パスワード保護) ゲスト招待(情報共有専用)

活用レポートとROI

  • [閲覧・活用]/[つまずき]/[下書き状況]/[経済効果・ROI]の4タブ構成。期間とグループで絞り込んで集計する。[経済効果・ROI]タブはオーナー/チーム管理者のみ表示される。
  • 閲覧数・利用者数・参照手順書数・1本あたり閲覧回数・作成時間・公開回数などを、グループ別/メンバー別/手順書別に確認できる。期間は 全期間/直近1週間/1か月/3か月/6か月/1年 で切り替える。
  • 「手順書を最後まで閲覧して完了報告した」状態を完走、「設問にすべて一度も間違えずに完走した」状態を“ひとり立ちした”と定義し、自力完了率として可視化する。
  • つまずきマップで、どの確認ポイントで・何人が・どの選択肢で詰まったかが分かる。
  • レポート全体(概要/グループ・ユーザー軸/手順書軸/日別トレンド/下書き状況/経済効果・ROI)を1つのExcelファイルとして出力できる。
  • 活用レポートから社内稟議用の提案資料(PowerPoint)を自動生成できる。実績ベース版に加え、契約前・トライアル中でも使える試算版(数値仮置き)に対応する。
  • 料金表上、活用レポートはFreeを含む全プランで利用できる。

経済効果は次の3内訳を合算して算出する。前提となる時間・単価は自社の実情に合わせて画面上で変更できる(平均人件費の既定値は3,000円/時)。

内訳計算
A. 初期教育の代替初回閲覧件数 × 既定30分
B. 質問の代替再閲覧件数 × 既定15分(先輩に聞かずに自分で確かめた分)
C. 作成の効率化公開回数 ×(旧来90分 − Dive 15分)

結果は 合計効果時間(h)/合計効果金額(円)/現在のプラン月額に対するROI倍率/投資回収期間(日)として表示される。同じ計算式を使ったROIカリキュレーターを、ログイン不要で公開している。

活用レポート(閲覧・活用/つまずき/下書き状況/経済効果・ROI)

作業分析(かんたん分析・手順書と比較・時間分析)

作業分析は目的別に3つに分かれる。同じ「動画をAIに見せる」でも、始めるために必要なものが違う。3つともProプラン以上で、いずれも同じ素材ライブラリの動画から始められる。結果は自分のみ/グループ/チーム全体から公開範囲を選べる。

  • かんたん分析:動画1本だけで始められる。手順書も標準時間も要らない。AIが危ない箇所(けが/不良の別と重大度つき)と改善のヒントを時刻つきで挙げる。改善のヒントは、その動画のAI解析が済んでいる場合に出る。安全だと確認できないという理由だけでは指摘しない。
  • 手順書と比較:作業者の動画を手順書と突き合わせ、手順ごとに実施・抜け・順序違い・未確認を判定する。基準は手順書のほか、AI処理済みのExcel・Word・PowerPoint・PDFも使える。標準時間を入れておけば手順ごとの所要と標準の差も出る。AIが出すのは参考所見で、合否は判定しない。結果は対象者ごとに残り、本人の個人ページからも見られる。比較した版を記録し、改訂後は旧版と表示する。
  • 時間分析:動画を作業要素ごとに分解し、標準時間やレイティングを自動算出する。ECRSの観点で改善提案を作り、改善前後を数値で比較できる。繰り返し作業では時間分析専用のAI抽出を使い、全周期を同じ粒度で測る。解析の前に分析する範囲を指定できる(動画は切らない)。基準となる要素はプロジェクトに保存されるため、要素を編集しても比較の軸は動かない。
  • 時間分析では、熟練者のお手本動画と対象者の作業を同一画面で同期再生して比較できる。AIが取りこぼした要素には、後から手で測定を足せる。比較結果は解析時点の標準を基準に固定される。
  • 時間分析で確定させた要素作業を、そのまま手順書の手順にできる。要素作業1件が手順1件になり、作業名が手順のタイトルになる(本文・注意点・設問はAIが書く)。このとき各手順の標準時間の初期値も入る。従来どおり手順の分け方をAIにまかせることも、AI解析をかけず動画の出力だけにとどめることも選べる。
  • 手順ごとの点検・正常/異常の記録はCoreプラン以上。

出力

  • 手順書の出力形式は PDF・Excel・Word・PowerPoint・動画(MP4)の5種類。MP4は言語ごとに書き出せる(翻訳した字幕・音声を載せた動画を言語別に出力できる)。
  • PDFとWordは同じ体裁(各ページ上部の文書名・Rev・頁+3列の手順一覧+最終ページの改訂履歴)で出力する。自社の様式へ転記したい場合は出力フォーマット(Excel・Word・PowerPoint/Enterprise)を使う。
  • Excelで出力できるデータは、手順書/フォルダ内の手順書一覧/育成(スキルマップ)・資格の台帳・教育(コースの履修状況)/作業分析/作成計画/ユーザー個人の閲覧履歴/メンバー・グループ一覧。
  • CSV出力は閲覧記録(点検表)と監査ログで提供する。UTF-8 BOM付きのため、Excelで開いても文字化けしない。
出力利用できるプラン
MP4出力Lite以上
PDF出力/Excel出力/Word出力Core以上
PowerPoint出力、手順書一覧の出力、育成・資格・教育の出力、閲覧記録(点検表CSV)の出力Pro以上

その他の運用機能

  • PC画面の録画にも対応する。
  • 動画・画像・PDFを手順ごとに組み合わせて1つの手順書にできる。
  • AI読み上げ、ボイスコマンド(次へ/再生/停止/チェック)。
  • 多階層フォルダ管理、改訂履歴・復元、承認フロー。

制約

  • 条件分岐を含む手順書はMP4出力に対応していない。
  • オーナー/チーム管理者は、フォルダのアクセス制限に関わらず全フォルダにアクセスできる(制限の対象外)。

セキュリティ

第三者認証と外部評価

  • 情報セキュリティの国際規格 ISO/IEC 27001:2022(ISMS)を2024年11月に取得。認証機関はG-CERTi、認証番号 GIJP-1469-IC、認定はIAS(MSCB-113)。
  • 外部のセキュリティ評価プラットフォームAssuredの評価に回答し、全体平均76.5点に対して上位25%にあたる92.4点の評価を得ている(回答時点)。
  • 経済産業省「クラウドサービスレベルのチェックリスト」に準拠したセキュリティチェックシートを提供している。
ISO/IEC 27001:2022 認証マーク(G-CERTi GIJP-1469-IC / IAS MSCB-113)

データの取り扱い

  • すべての通信はHTTPSで暗号化している。データベース・ファイルともに暗号化しており、ストレージのリージョンは国内(東京)。
  • 動画解析AIは再学習しない設計で、お客様のデータを内部で使って再学習やデータ閲覧を行うことはない。業務手順という機密性の高いノウハウを、そのままAI解析にかけられる。
  • サーバー監視は24時間365日。サーバーへのアクセスはシステム運用担当に限定しており、運用担当が顧客データを参照することは原則ない(お客様からの依頼や障害対応等を除く)。
  • 稼働率は過去1年間の実績で99.9%。

認証とアクセス制御

  • シングルサインオンは SAML 2.0(Okta/Microsoft Entra ID/OneLogin/HENNGE One ほか)と Microsoft Entra ID(OIDC)の2方式に対応する。どちらもオーナーが管理画面から設定でき、当社での個別対応は不要。SAMLはDNSのTXTレコードで会社ドメインの所有を確認し、IdPのメタデータURLまたはXMLを登録する。メタデータURLで登録した場合は署名証明書の更新に自動で追随し、期限が近づくとメールで通知する。Enterpriseプランのトライアル期間中も設定できる。IdPで認証したユーザーを初回ログイン時に自動登録することもできる(任意、既定オフ、契約アカウント数の上限を超える登録は行わない)。「SSO以外のログインを禁止する」設定も可能(Enterpriseプラン)。
  • 2段階認証はTOTP(Google Authenticator、Microsoft Authenticator等)に対応する。チーム全員への必須化はEnterpriseプランで、例外グループ・例外ユーザーを指定できる。SSOユーザーはIdP側で認証するため、必須化の対象外になる。
  • ソーシャルログイン(Google、Facebook等)は提供していない。
  • IPアドレス制限は、グローバルIP(IPv4/IPv6)を単一・範囲・CIDRの3形式で登録できる。許可リストのExcel取込・Excel出力に対応する。
  • 許可したネットワーク以外からアクセスされたときのフローを、利用者の区分ごとに設定できる(Enterpriseプラン)。「多要素認証を通った方」と「それ以外の方」の2区分について、それぞれ「利用できない」「素材のアップロードのみ」「すべての機能」から選ぶ。管理者は社外からすべての機能を使い、現場の担当者は社外から素材のアップロードだけ行う、といった運用を1つの設定で表せる。「素材のアップロードのみ」ではアップロード専用の画面が1枚だけ開き、手順書・素材一覧・管理画面・レポートは表示されない。多要素認証を条件にしないため、シングルサインオン・メール不要アカウント・スマートグラスのQRコードログインの利用者も対象にできる。設定画面には、その設定で誰がどこまで使えるかの分岐が常時表示される。
  • 自動ログアウトを設定できる。無操作が続いたときのログアウトを30分から24時間の範囲で、ログインからの経過時間による再認証を24時間から90日の範囲で、それぞれオーナーが設定する(いずれも無期限にもできる)。自動ログアウトの対象から外すグループ・ユーザーも指定できる。手順書プレイヤーを開いている間、遠隔支援の通話中、素材のアップロード中は自動ログアウトしない。
  • メンバーがログインしている端末を確認し、端末の紛失時や退職時に、そのユーザーを全端末から強制的にログアウトさせられる。反映には最大1時間かかる。

統制と監査

  • 監査ログには、ログイン(成功・失敗・MFA・SSO)、ユーザーの追加・削除・権限変更、セキュリティ設定の変更、外部共有URLの発行・無効化・復活・期限変更などが記録され、CSVでダウンロードできる。オーナー権限のユーザーはチーム内のアクセスログ(ログイン履歴、ユーザー・グループの変更履歴など)を取得できる。
  • 機能ごとの利用許可ロール設定(Enterpriseプラン)。手順書のファイル出力/ファイルベース手順書のダウンロード/手順書一覧のExcel出力/外部共有/素材ダウンロード/添付ファイルのダウンロード/育成・資格・教育の出力/活用レポート出力/閲覧記録・点検表の出力/作業分析の出力/作成計画の出力 の11機能ごとに、利用を許可するロールの閾値を設定できる。許可されていないロールにはボタンが無効表示になり、カーソルを合わせると理由が出る。まとめて全員不可にする/既定に戻す操作も用意している。
  • 端末キャッシュ設定(Enterpriseプラン)。端末に閲覧データを一切残さないモードに切り替えられる。この設定にすると、オフライン再生・事前読込は利用できなくなる。
  • 外部共有URL機能は既定で無効。オーナーがチーム設定で有効化しない限り使えない。
  • セキュリティ設定(IPアドレス制限・SSO・2段階認証の必須化・パスワードポリシー・セッション・外部共有の禁止・機能別のロール閾値・端末キャッシュ・監査ログ)は、すべてオーナー権限をもつユーザーのみが変更できる。
オーナー向け機能のセキュリティ設定タブ

プラン別のセキュリティ機能

機能利用できるプラン
2段階認証、IPアドレス制限、監査ログ、セッション(自動ログアウト)Freeを含む全プラン
外部共有の禁止設定Lite以上
2段階認証の強制、シングルサインオン、ダウンロード制限の柔軟設定(機能別のロール閾値)、端末キャッシュ設定Enterpriseのみ

導入実績

セキュリティ要件の厳しい上場企業や大学にも導入されています。IHIグループ、デンソー、カネカ、日鉄グループ、JALグループ、ユニチカ、SGホールディングス、アクティオ、相鉄ホールディングス、国立国際医療研究センター、東京工科大学、佐賀大学などにご利用いただいています。

プランと料金

プランは Free/Lite/Core/Pro/Enterprise の5段階。手順書の数とストレージ容量は全プラン無制限で、上限が付くのはアカウント数と1日あたりの処理回数です。表示価格はすべて税抜です。

プラン一覧

プラン月額(1年契約)月額(3か月契約)アカウント数動画アップロード(件/日)動画処理AI(回/日)ファイルから生成(回/日)
Free無料無料3111
Lite1万円1.6万円1055無制限
Core2.5万円4万円251010無制限
Pro5万円8万円50無制限無制限無制限
Enterprise10万円16万円100無制限無制限無制限
  • Freeは試用向け。アカウントは3、動画のアップロードとAI解析は1日1件まで、既存ファイル(PDF・Office)からの手順書化は1日1回まで。外部共有URLとQRコードの発行はできない。
  • アカウント数の上限はオプションの適用で増やせる。ユーザーを無効化するとその分の空きができ、無効化しても利用履歴は残るためオーナー/チーム管理者が復元できる。
  • ゲスト招待(Core以上)はアカウント数とは別に数え、アカウント数の3倍まで利用できる(例:Pro=アカウント50/ゲスト招待150)。Free・Liteでは利用できない。
  • メールアドレスを持たない現場向けの「メール不要アカウント」は全プランで使える。

アカウント追加オプション

プラン追加料金
Free追加不可
Lite月1,500円/アカウント(1アカウント単位)
Core月1,200円/アカウント(10アカウント単位)
Pro月1,000円/アカウント(25アカウント単位)
Enterprise50アカウント単位。〜100アカウント追加は月550円/アカウント、101〜300アカウントは月500円/アカウント、301〜500アカウントは月450円/アカウント。501アカウント以上は個別見積。

その他のオプション

  • 都度/定期的な対面サポート:5万円/回(3時間以内)+旅費実費
  • 作成代行:4万円/本(10分以内の動画素材1点を使用)

プランで変わる主な機能

プランそのプランから使える主な機能
Lite以上QRコード発行、外部共有URL、MP4出力、外部共有の禁止設定
Core以上手順ごとの設問、手順ごとの点検・良否記録、教育(コース)とコースの割り当て・到達管理・締切リマインダー、育成(スキルマップ)、ゲスト招待、専門用語集、グループ管理とフォルダのアクセス制限、PDF出力・Excel出力・Word出力、作る前のAI相談、タグのAI提案
Pro以上AI解析・動画アップロード無制限、手順遷移の条件分岐、生成AIによる文章校正、表記統一辞書、承認フロー、作業分析(かんたん分析・手順書と比較・時間分析)、AR手順書作成・スマートグラスアプリ、PowerPoint出力、手順書一覧・教育育成結果・設問記録の出力
Enterpriseシングルサインオン、2段階認証の強制、ダウンロード制限の柔軟設定、端末キャッシュ設定、スキルカタログ、作成ルール(規程・書き方・出力フォーマット)の設定と現場の記録から育てるループ、空間認識(VPS)の外部マップ連携、遠隔支援

契約と支払い

  • 契約形態は3か月契約と1年契約のサブスクリプション。1年契約の方が割安。
  • サブスク開始時に、対象期間のプラン価格を一括で支払う。
  • 終了日の30日前までにキャンセルの連絡がない場合は自動更新される。
  • 各プランはアプリ内から14日間の無料トライアルができる。
  • サブスク終了後もデータは保持され、無料プランへ自動的に移行する。いつでも有償プランを再開できる。

制約

  • Freeプランでは外部共有URLとQRコードの発行ができない。
  • Free・Liteプランではグループ(階層フォルダ)とゲスト招待を利用できない。

よくある質問

動画マニュアルと動画手順書は何が違いますか

通し動画をそのまま配る「動画マニュアル」と違い、Diveの「動画手順書」は手順ごとに区切られた動画に、文章と設問を組み合わせた構造を持ちます。各手順の文章は「作業すべきこと」「作業のコツ」「品質注意」「安全上の重要事項」の4項目で構成され、動画だけでは伝わらない判断基準やコツを言葉で残せます。手順ごとに設問を置いて理解を確認でき、回答に応じて次に進む手順を切り替える条件分岐にも対応します。エピソテックの自社調査では、動画マニュアルを導入した製造現場でも87%が「見ても結局、先輩に聞く」と回答しており、Diveはこの「見ても自己解決できない」を構造で解くことを狙った製品です。

撮影は手順ごとに分ける必要がありますか

必要ありません。いつもの作業を一連で撮影してアップロードすれば、AIが手順ごとに自動で分割し、各手順の動画・タイトル・文章・手順書全体の概要説明まで生成します(自動分割の仕組みは特許第7716145号を取得済み)。分割の粒度は「工程/手順/動作/単一」の4段階から選べ、既存の参考手順書の区切りに合わせて分割させることもできます。AIは映像そのものを理解するため解説音声がない動画でも作業内容を言語化でき、話していない動作シーンにも動作を説明する字幕を自動生成します。1本あたり最長1時間の動画をそのまま解析できるので、長い作業を撮り直したり細かく分割したりせず、一連の作業をまとめて撮ってアップロードできます。mp4・mov・avi・mts など幅広いフォーマットに対応し、現場のカメラやスマートフォンの動画を変換なしで扱えます。解析はおおむね動画の長さと同じくらいの時間で完了し、アプリを閉じても処理は続き、終わるとメールで通知されます。

既存のPDFやExcelのマニュアルから手順書を作れますか

作れます。Excel(.xlsx/.xlsm/.xls)、Word(.docx/.doc)、PowerPoint(.pptx/.ppt)、OpenDocument、PDFを取り込むと、AIがタイトル・概要・各手順(設問や良否判定を含む)まで下書きします。本文モード(整形/転記)、手順の分け方(内容ごと/ページごと)、文体、設問を作るかどうかを指定できます。作業標準書や図面、チェックシートを「関連ファイル」として手順書に添付すれば、AIが安全・注意事項を抽出して各手順へ振り分け、反映前に手順ごとの候補として採用・不採用を選べます。関連ファイルは閲覧者に非公開の設定もできます。ファイルからの手順書化は無料プランでも1日1回試せ、Lite以上は無制限です。

対応している言語は何言語ですか

翻訳は192言語に対応しています。閲覧者が言語を選ぶだけで、手順の文章・字幕・読み上げ音声のすべてが翻訳され、原文を併記して表示することもできます。読み上げ音声はそのうち65言語がネイティブ音声に対応し、音声を持たない言語は英語音声で読み上げます。日本の製造現場で需要の高い29言語は常時表示、残りは検索して全192言語から選べます。社内呼称や正式表記を専門用語集に登録しておけば、AI解析でも翻訳でも登録した表記・対訳が優先されます。PDF・Excel・Word・PowerPoint・MP4の各出力も、翻訳した状態でファイルに書き出せます。

オフラインでも見られますか

見られます。事前読込機能で手順書本体・動画などのメディア・翻訳・読み上げ音声をまとめて端末に保存しておけば、通信のない現場でもオンライン時と同様に閲覧でき、翻訳もオフラインで使えます。オフライン再生はWebブラウザでも動作し、オフライン時は専用ページに事前読込済みの手順書が表示されます。オフライン中の設問への回答などの記録は端末に保持され、通信が回復した時点で自動送信されます。再生した範囲はWebブラウザ・スマホアプリのどちらでも自動で端末に保存されますが、この分は端末の空き容量に応じて削除されることがあります。事前読込したデータはスマホアプリではアプリ内ストレージに保存されて安定して保持されるため、通信環境の悪い現場ではアプリの利用を推奨しています。なお、Enterpriseプランの「端末キャッシュ設定」で端末にデータを一切残さないモードにした場合は、事前読込・オフライン再生は利用できません。

スマートグラスやARは必須ですか

必須ではありません。Diveの主役はスマホ・PCのブラウザで完結する動画手順書で、ARは「どこ?」「どの方向?」といった、動画と文章だけでは伝わらない要所に添える補助機能として位置づけています(全部をARにすることは推奨していません)。ARを使う場合は、印刷マーカーが不要な空間認識(VPS)と平面検出の2方式で位置合わせでき、ARCore/ARKit対応のスマホ・タブレットで利用できます。対応スマートグラスは単眼タイプ(Vuzix M400シリーズ、RealWear Navigatorシリーズ)とARグラスタイプ(Xreal Air 2 Ultra、XREAL One/One Pro、MiRZA、dynaEdge XR1)です。AR手順書の作成はProプラン以上、空間認識(VPS)による位置合わせと遠隔支援はEnterpriseプランの機能です。

料金はいくらですか(無料プラン・トライアル・プラン別の席数)

プランはFree/Lite/Core/Pro/Enterpriseの5段階です。1年契約の月額(税抜)はFree 無料、Lite 1万円、Core 2.5万円、Pro 5万円、Enterprise 10万円。3か月契約の月額(税抜)はLite 1.6万円、Core 4万円、Pro 8万円、Enterprise 16万円です。アカウント数はFree 3/Lite 10/Core 25/Pro 50/Enterprise 100で、追加オプションで増やせます。Core以上ではアカウント数の3倍までゲスト招待(情報共有専用。閲覧のみで、教育・育成・活用レポートの集計対象外)が使えます(例:Proはアカウント50/ゲスト招待150)。手順書の数とストレージ容量は全プラン無制限です。無料プランでは動画アップロードとAI解析が1日1回で、QRコードや外部共有URLの発行はできません。各プランはアプリ内から14日間の無料トライアルができ、サブスクリプション終了後もデータは保持されて無料プランへ自動移行します。

セキュリティ認証は取得していますか

情報セキュリティの国際規格 ISO/IEC 27001:2022(ISMS)を2024年11月に取得しています(認証番号 GIJP-1469-IC)。外部のセキュリティ評価プラットフォームAssuredの評価にも回答し、全体平均76.5点に対して上位25%にあたる92.4点の評価を得ています(回答時点)。通信はすべてHTTPSで暗号化し、データベース・ファイルともに暗号化、ストレージのリージョンは国内(東京)です。経済産業省「クラウドサービスレベルのチェックリスト」に準拠したセキュリティチェックシートも提供しています。統制面では、2段階認証(TOTP)・IPアドレス制限・監査ログは全プランで利用でき、シングルサインオン(SAML 2.0/Microsoft Entra ID)、2段階認証の全員必須化、ダウンロード・出力のロール別制限、許可ネットワーク外からアクセスされたときのフロー設定はEnterpriseプランで利用できます。IHIグループ、デンソー、カネカ、日鉄グループ、JALグループをはじめ、セキュリティ要件の厳しい上場企業や大学にも導入されています。

アップロードした動画やデータがAIに学習されませんか

お客様のデータをAIの再学習に使用することはありません。運用担当がお客様のデータを参照することも原則ありません(お客様からの依頼や障害対応などを除く)。そのため、業務手順という機密性の高いノウハウをそのままAI解析にかけられます。なお、AIを自社の現場向けに合わせ込む場合も、モデルを再学習させるのではなく、「現場の前提」「専門用語集」「動画の説明」といった前提情報をAIに与えることで精度を高める仕組みです。

Webで完結!5分で開始

上司への提案資料に