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人材育成・技能伝承

# 【2026年版】アイトラッキングによる技術伝承のすすめ

アイトラッキング技術を活用した技術伝承の方法を解説。カン・コツの見える化から動画マニュアル化まで、4つのステップでご紹介。

[Diveカスタマーサクセス](https://divedx.com/blog/author/customer-success)

 2026年08月30日　 （初版公開日：2026年07月14日）

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## アイトラッキングで「カン・コツ」を見える化する時代へ

製造業や建設業の現場では、熟練者の退職による技術伝承の断絶が深刻な課題となっています。熟練者が持つ「カン・コツ」は言語化が難しく、従来のマニュアルや口頭指導だけでは十分に伝えきれません。労働政策研究・研修機構（JILPT）の調査（調査シリーズNo.194）によると、製造業において技能継承に問題があると回答した事業所は54.7%にのぼり、全産業平均の35.4%を大きく上回っています※1。

そこで注目されているのが、アイトラッキング（視線追跡）技術です。熟練者が「どこを」「どのタイミングで」「どのくらいの時間」見ているかを可視化することで、暗黙知の伝承を科学的に支援します。本記事では、アイトラッキングの基本から技術伝承への具体的な応用方法までを解説します。

アイトラッキング×動画マニュアルを手軽に！動画手順書システム「Dive」

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## アイトラッキングとは

![アイトラッキングの仕組みを示す図解](https://divedx.com/hubfs/blog/eye-tracking-tips_sec2.png)

アイトラッキング（Eye Tracking）とは、人間の視線の動きをリアルタイムに計測・記録する技術です。赤外線センサーやカメラを用いて、瞳孔の位置や動きを追跡し、「どこを見ているか」を正確にデータ化します。

アイトラッキングで取得できる主なデータは以下のとおりです。

| データ項目 | 内容 |
| --- | --- |
| 注視点（Gaze Point） | 視線が向いている座標 |
| 固視（Fixation） | 一定時間以上同じ箇所を注視している状態 |
| サッカード（Saccade） | 注視点から次の注視点への素早い視線移動 |
| ヒートマップ | 視線の集中度を色で可視化した分布図 |

もともとは学術研究や UX デザインの分野で活用されてきましたが、近年は産業分野、特に技術伝承の領域で急速に注目を集めています。

 

## アイトラッカーの種類

アイトラッカー（視線追跡デバイス）は、大きく2つのタイプに分類されます。用途に応じて適切なタイプを選ぶことが重要です。

### スクリーンベース型

モニターの下部に設置し、画面を見ているユーザーの視線を追跡するタイプです。主にデスクワークやPC画面上のUX調査に使用されます。

- 設置が簡単で、特別な装着が不要
- PC画面上のコンテンツ分析に最適
- 動き回る現場作業には不向き

### ウェアラブル型

メガネ型のデバイスを装着し、実際の視界における視線の動きを追跡するタイプです。現場での作業分析や技術伝承には、こちらのタイプが適しています。

- 装着者の一人称視点で視線を記録
- 動きのある現場作業の分析が可能
- スマートグラスとの統合も進んでいる

| 比較項目 | スクリーンベース型 | ウェアラブル型 |
| --- | --- | --- |
| 設置方法 | モニター下部に設置 | メガネ型を装着 |
| 主な用途 | UX調査、画面分析 | 現場作業分析、技術伝承 |
| 移動の自由度 | 固定位置での使用 | 自由に動き回れる |
| 現場適性 | 低い | 高い |

 

## アイトラッキングの技術伝承への応用

アイトラッキングを技術伝承に応用する方法は、段階的に進めることで効果を最大化できます。以下の4つのステップで活用を進めます。

### ステップ1：カン・コツの見える化

ウェアラブル型アイトラッカーを熟練者に装着してもらい、通常の作業を行ってもらいます。取得した視線データを分析することで、熟練者が「どこを見て判断しているか」が明確になります。

たとえば、外観検査の工程では、熟練者は特定のポイントを決まった順序で確認していることが多く、この視線パターンこそが「カン・コツ」の正体です。ヒートマップとして可視化することで、言語化が難しかった暗黙知を「見える形」にできます。

### ステップ2：インタビューによる言語化

視線データを熟練者本人にフィードバックし、「なぜこのポイントを見ていたのか」をインタビューで言語化します。視線データがあることで、熟練者自身も無意識の行動を客観的に振り返ることができ、より正確な言語化が可能になります。

- ヒートマップを見ながら「ここを見ているのはなぜか」を確認
- 注視の順序や時間の長さから「判断基準」を引き出す
- 新人との視線パターンの差を比較し、教育ポイントを特定

### ステップ3：動画マニュアル化

見える化したカン・コツと言語化した判断基準を、動画マニュアルに落とし込みます。視線データの可視化映像とあわせてマニュアルを作成することで、「どこを見ればよいか」が直感的に伝わるコンテンツになります。

この段階で、Diveのような動画手順書システムを活用すると、手順ごとの分割・フォーマット化が自動で行えるため、効率的にマニュアルを整備できます。

### ステップ4：オートメーション化

蓄積された視線データをAIに学習させることで、将来的には検査工程の自動化や、作業者の習熟度の自動評価にまで発展させることが可能です。

- 熟練者の視線パターンをAIが学習し、画像認識による自動検査を実現
- 新人の視線データと熟練者のパターンを比較し、習熟度を定量評価
- 作業の抜け漏れをリアルタイムで検知し、アラートを表示

 

## 見える化したカン・コツが、現場に定着しない理由

アイトラッキングはステップ1とステップ2、つまり**カン・コツを見つけて言葉にする**ところまでを強力に助けてくれます。しかし技術伝承が止まるのは、たいていその先です。せっかく言語化しても、それが通し動画や分厚い資料の形で置かれると、現場では読まれません。製造業841名の調査では、動画マニュアルを見ても結局人に聞くと答えた人が[87%](https://divedx.com/blog/video-manual-usage-survey)でした。**見える化したのに、ベテランの時間が空かない**という結末です。

 

理由は、作業中の閲覧が「最初から通して見る」ではなく**今いる手順だけを引いて確かめる**使い方だからです（[通し動画の構造的限界](https://divedx.com/blog/video-manual-not-used)）。加えて、見て理解したつもりでも、実際に同じ動きができているかは本人にも周囲にも分かりません。ベテランと若手の動きの差を感覚で語るのをやめるには、[標準動画と若手の動画を並べて比べる](https://divedx.com/blog/standard-vs-trainee-video-comparison)ような具体的な仕掛けが要ります。

 

### Diveの考え方 ─ 見える化を、現場が引いて使える形にする

動画手順書システム「Dive」は、言語化したカン・コツを**手順単位で動画・文章・設問のひとまとまり**に落とし込む現場支援型のシステムです。設問を挟むことで、見て分かったつもりを本人に確認させ、条件分岐を使えば想定と違う状態に当たったときの進み先まで手順書の中に用意できます。結果として、[先輩に聞かずに一人で解決できる状態](https://divedx.com/blog/branching-sop-self-solve)に近づき、ベテランの時間が実際に空きます。

 

アイトラッキングが「何を伝えるべきか」を見つける道具だとすれば、動画手順書は**それを現場で使われる形にして残す**ための器です。動画マニュアルと動画手順書の違いは[こちらの記事](https://divedx.com/blog/video-tejunsho-guide)で解説しています。

 

Diveの主な特長は以下のとおりです。

- 作業動画を手順ごとに自動で分ける特許技術と、映像を理解するAI（VLM）で、手順書づくりの工数を下げる
- 手順ごとに動画・文章・設問をひとまとまりにして、品質を統一
- 条件分岐で「想定と違う状態だったとき」の進み先まで現場が自分で辿れる
- スキルマップと連動し、誰がどこまで習熟したかを可視化
- 表示は29言語、自動翻訳は192言語に対応
- スマートグラス8機種以上に対応。必要な手順にだけARを追加できる
- 無料プランは3アカウントまで。手順書数・ストレージは無制限

見える化を、現場で使われる手順書に。現場支援型の動画手順書システム「Dive」

[![Diveを詳しく見る](https://hubspot-no-cache-na2-prod.s3.amazonaws.com/cta/default/47013606/interactive-196691711671.png)](https://divedx.com/hs/cta/wi/redirect?encryptedPayload=AVxigLLdBq5K4GmM81h5BJghcg89jKlWT4Vo8To%2BBVuejzjp53x7yf2nuUeyhh%2F5JjYCONgnis5N5CuJ%2B755DM%2BTvbuQSB87G29Q%2FGuLV2cTlnh8Av2dQVNYprODb%2FAU2suc95pbsVhBwgtbtnqxYK7NREiExEjGDw%3D%3D&webInteractiveContentId=196691711671&portalId=47013606)

 

## まとめ

アイトラッキングは、熟練者の暗黙知を科学的に可視化し、技術伝承を加速する強力なツールです。本記事では、以下の4ステップでの活用を提案しました。

- カン・コツの見える化（視線データの取得・分析）
- インタビューによる言語化（熟練者へのフィードバック）
- 動画マニュアル化（視線情報を含む手順書の整備）
- オートメーション化（AIによる検査自動化・習熟度評価）

技術伝承の課題は待ったなしの状況です。まずはウェアラブル型アイトラッカーで熟練者の作業を記録し、視線の見える化から始めてみてください。そして、取得した知見をDiveのような動画手順書システムで整備し、組織の財産として蓄積していくことをおすすめします。

 

## 参考文献

- ※1 労働政策研究・研修機構（JILPT）「ものづくり産業における技能継承の現状と課題に関する調査結果」調査シリーズNo.194（[https://www.jil.go.jp/institute/research/2020/194.html](https://www.jil.go.jp/institute/research/2020/194.html)）
- 経済産業省「2025年版ものづくり白書」
- 厚生労働省「技能伝承に関する調査研究報告書」
- Tobii Technology「アイトラッキング技術概要」（[https://www.tobii.com/](https://www.tobii.com/)）
- Dive公式サイト（[https://www.divedx.com/](https://www.divedx.com/)）

 

## よくある質問（FAQ）

### アイトラッキングが技術伝承に有効とされる理由は何ですか？

熟練者の「カン・コツ」は言語化が難しく、従来のマニュアルや口頭指導だけでは伝えきれない場合があります。アイトラッキングを使うと、熟練者が「どこを」「どのタイミングで」「どのくらいの時間」見ているかを視線データとして記録・分析でき、暗黙知を客観的に可視化する手段として活用されています。

### 技術伝承にアイトラッキングを活用する際はどのような手順で進めるのですか？

おおむね4段階で進めます。まず熟練者の視線データを取得してカン・コツを見える化し、次にそのデータを本人にフィードバックしながらインタビューで言語化します。その後、視線情報を含む動画マニュアルとして整備し、最終的には蓄積データをAIに学習させて検査自動化や習熟度評価への応用を目指す流れが提案されています。

### 現場作業の分析にはどのタイプのアイトラッカーが適していますか？

現場作業の分析には、メガネ型デバイスを装着して使うウェアラブル型が適しています。装着者の一人称視点で視線を記録でき、動き回る作業環境でも使用可能です。一方、モニター下部に設置するスクリーンベース型は固定位置での使用が前提となるため、現場適性は低いとされています。

### 動画手順書システム「Dive」はアイトラッキングとどのように組み合わせて使えますか？

Diveは、アイトラッキングで撮影した視線データ付きの映像を手順ごとに自動分割・整理して管理できます。AI自動手順分割機能（特許技術）により、通し動画を手順単位に整形でき、マニュアル作成の工数削減を支援します。視線情報を含む手順書として整備することで、「どこを見ればよいか」を伝えやすいコンテンツを作ることができます。

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