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動画マニュアルツールの選び方と動画手順書のすすめ

【必見】動画マニュアルの選定にお困りのあなたへ!

目次 

 
  • 1.動画マニュアルとは
  •   2.動画マニュアル作成ツールの選び方
  • 3.動画手順書とは
    •  【特徴①】使用シーン
    •   【特徴②】見た目
    •   【特徴③】再生方法
     4.まとめ

1.動画マニュアルとは

動画マニュアルとは…
業務内容や操作手順、商品の使い方などを動画で解説したマニュアルです。
テキストベースのマニュアルと比べて、映像や画像の組み合わせと、テロップや音声などを使うことでより「動作を直感的に伝える」ことができるのが大きな強みです。
 
活用の幅は広く、単純作業の業務マニュアルや機器類の操作マニュアル、新人研修の教育マニュアルなど、人材教育や業務の引継ぎなどを円滑に進めるために利用されます。
 
動画マニュアルの作成方法は主に、動画制作会社に委託するか、当社「Dive」のような動画マニュアル作成ツールを利用するかの2択になります。ただし、今回は編集ソフトで自作する方法は例外とします。
 
動画制作会社に委託した場合、動画1本当たりのコストは高額になりますが、カスタマイズ性とクオリティが高い動画が完成します。代わりに更新が容易にできない、動画視聴の効果計測ができないなどのデメリットがうまれます。
 
動画マニュアル作成ツールを導入した場合、動画の編集、共有、運用専門知識なしで内製化する事ができます。自社の業務や製品に対して深い知識を持っているスタッフがその知識を直接動画制作に活かすことで、内容の正確性や実用性が高まります。
初期段階での負担が大きく感じられる場合もありますが、コスト面や運用面を長期的な視点で見ると非常に大きなメリットがあります。
 
特に、動画マニュアル作成ツールを導入し自社で動画制作の体制を確立できると、マニュアルの効果測定やデータの収集ができる他にも、迅速な更新対応や社内共有が実現できるため、業務改善や教育面での強力な資産となります。
 
 
 

2.動画マニュアル作成ツールの選び方

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動画マニュアル作成ツールはいくつかの用途に特化したツールに分かれているため、自社が想定している活用シーンや、観覧、編集デバイス、運用面での機能などと照らし合せて選定する必要があります。

以下は検討段階で考慮すべきポイントをチェックリスト形式にまとめたシートです。ぜひ動画マニュアルご検討の際にご活用ください。

◎動画マニュアル作成ツールを導入する際に考慮すべきポイント(チェックリスト)

①動画の活用シーン
例)□作業前の □作業中の

➁動画の視聴場所
例)□現場に行く前に事務所で □実際の作業現場で

③対象になる視聴者
例)□新人社員が □既存社員が □管理者が □外国人労働者が □お客様が

④動画の種類
例)□作業者の全身が映った動画 □作業者の手元が映った動画 □PCなどの画面を録画した動画

⑤動画視聴の目的
例)□事前学習のために □工程確認に

⑥視聴するデバイスの環境
例)□パソコンで □タブレットで □スマートフォンで □スマートグラスで

⑦動画の完成度
例)□高品質なデザイン □機能的なデザイン

⑧編集の難易度
例)□専門知識が必要な高度な編集 □カットや字幕追加などやや複雑な編集 □AI機能に任せて自動で編集


以上の8つのポイントを基に選定を行うことで、自社に適した動画マニュアル作成ツールが見えてくるはずです。ここでは、3つの用途に特化した動画マニュアルのタイプをご紹介します。

 

◎動画マニュアル作成ツールの用途別タイプ

タイプ① 社内教育系の動画マニュアル
「社内教育系の動画マニュアル」は文字通り、新人社員や中途社員、アルバイトスタッフなどの社内教育の生産性向上を主目的とした動画マニュアルツールです。
 
そのため上のリストで「☒作業前の ☒現場に行く前に事務所で ☒新人社員が、☒作業者の手元が移った動画を ☒事前学習のために ☒スマートフォンで」などにチェックが入った方は、複数のマニュアルをコース化したり、スタッフの習熟度を管理できる「社内教育系の動画マニュアル」を導入検討するとよいでしょう。
 
 
タイプ➁ 手順書系の動画マニュアル
「手順書系の動画マニュアル」は、日常的に使う紙のマニュアルやチェックシートを、より直感的に理解できる”動画”に置き換えて作業現場で活用することを主目的とした動画マニュアルツールです。
 
そのため上のリストで「☒作業中の ☒実際の作業現場で ☒新人社員が、☒既存社員が ☒作業者の全身が映った動画を ☒工程確認に ☒タブレットで」などにチェックが入った方は、作業工程を1ステップずつじっくり確認して、作業報告までできる「手順書系の動画マニュアル」を導入検討するとよいでしょう。
 
  
タイプ③ システム操作系の動画マニュアル
「システム操作系の動画マニュアル」は、画面録画したソフトの使い方を解説した動画などを社内もしくは社外に共有して活用することを主目的とした動画マニュアルツールです。
 
そのため上のリストで「☒作業前の ☒新人社員が、☒お客様が ☒PCなどの画面を録画した動画を ☒事前学習のために ☒パソコンで」などにチェックが入った方は、AIによる画面解析で”クリック”や”文字入力”などを1ステップとして認識して分割、編集ができる「システム操作系の動画マニュアル」を導入検討するとよいでしょう。
 
 
動画マニュアルに関してもっと詳しく知りたい方は、最新AIを活用した国内メーカーの動画マニュアル作成ツール6社を比較した記事も合わせてご覧ください。
 

 

 

3.動画手順書とは

前述した”動画手順書”とは”動画マニュアル”の一つで、当社が開発・販売している「Dive」のことを指します。
特許技術である「作業動画の工程分割機能」と手順書のような使用感で現場で活用できるように設計された、編集機能や観覧機能が特徴になっています。

特に以下の3つの要素が、他の動画マニュアル作成ツールと一線を画す特徴となっています。

 

【①】動画の使用シーンが違う

タブレットを見ながら工場作業をする日本人男

一般的な動画マニュアルは作業前に事前に確認する、事前学習eラーニングに活用されることが想定されているのに対して、動画手順書は作業しながら1行程ずつ確認することを想定しているので、実際の現場で学習しながら利用したり、日常業務の作業漏れ防止にチェックシートのような利用の仕方ができるのが特徴です。

現場でのタブレットやスマートフォンの持ち込みが想定しづらい事業者様にも、スマートグラスを活用した観覧ソリューションを提供しているのも特徴の一つです。

 

【➁】観覧する動画の見た目が違う

スクリーンショット 2024-12-15 102847

一般的な動画マニュアルは、フルスクリーンで表示された動画に字幕や操作ガイドの矢印やマークが表示される設計になっているのに対して、動画手順書は日常的に使う紙のマニュアルが画面右側に、任意の工程の動画が左に配置された作業手順書により近い設計になっています。

編集する際も、あらかじめ用意されたフォーマットに沿って情報を入力するだけでマニュアルが完成するので、作成効率の向上と作成者によるバラつきを無くすことができるのが特徴です。


【③】動画の再生方法が違う

一般的な動画マニュアルは”作業手順が複数ある1本の動画を流し見する”設計になっているのに対して、動画手順書は”見たい工程の動画がループ再生される”設計になっています。作業中に必要なシーンを見逃しても、任意の工程の動画がループで再生されているのでわざわざ再生バーで戻って確認する手間がありません。

動画のループ再生は、1つ目の特徴である”作業現場で視聴する”ことと、2つ目の特徴である作業手順書により近い設計であることと相性のよい視聴方法のため、直感理解をより高めたい場合は導入する動画マニュアルとして”動画手順書”を検討するとよいでしょう。

  

4.まとめ
 

今回は動画マニュアルツールの選び方と動画手順書のすすめをご紹介しました。動画マニュアルツールは「属人化していて後継者がいない作業」や「日常的に作業者の入れ替わりがあるライン」など、人が人に教える作業を直感的に理解できるコンテンツ作成に適したツールです。

動画マニュアルは、単にマニュアルを電子化するだけのITツールではなく、電子化をきっかけとして付随するあらゆる業務を効率化し、教育や技術伝承といった課題を解決します。

適した動画マニュアル作成ツールを選定することで、これまで紙のマニュアルで運用していた現場の、マニュアル作成、更新、共有プロセス全体を効果的に改善することができるでしょう。

Diveではより簡単に、直感的に動画マニュアルの制作ができる機能をご用意しております。詳細は以下より資料ダウンロードが可能です。もちろん、お問合せフォームからのご連絡もお待ちしております。

ご覧いただきありがとうございました。

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