前述した”動画手順書”とは”動画マニュアル”の一つで、当社が開発・販売している「Dive」のことを指します。
特許技術である「作業動画の工程分割機能」と手順書のような使用感で現場で活用できるように設計された、編集機能や観覧機能が特徴になっています。
特に以下の3つの要素が、他の動画マニュアル作成ツールと一線を画す特徴となっています。
【①】動画の使用シーンが違う

一般的な動画マニュアルは作業前に事前に確認する、事前学習やeラーニングに活用されることが想定されているのに対して、動画手順書は作業しながら1行程ずつ確認することを想定しているので、実際の現場で学習しながら利用したり、日常業務の作業漏れ防止にチェックシートのような利用の仕方ができるのが特徴です。
現場でのタブレットやスマートフォンの持ち込みが想定しづらい事業者様にも、スマートグラスを活用した観覧ソリューションを提供しているのも特徴の一つです。
【➁】観覧する動画の見た目が違う

一般的な動画マニュアルは、フルスクリーンで表示された動画に字幕や操作ガイドの矢印やマークが表示される設計になっているのに対して、動画手順書は日常的に使う紙のマニュアルが画面右側に、任意の工程の動画が左側に配置された作業手順書により近い設計になっています。
編集する際も、あらかじめ用意されたフォーマットに沿って情報を入力するだけでマニュアルが完成するので、作成効率の向上と作成者によるバラつきを無くすことができるのが特徴です。
【③】動画の再生方法が違う
一般的な動画マニュアルは”作業手順が複数ある1本の動画を流し見する”設計になっているのに対して、動画手順書は”見たい工程の動画がループ再生される”設計になっています。作業中に必要なシーンを見逃しても、任意の工程の動画がループで再生されているのでわざわざ再生バーで戻って確認する手間がありません。
動画のループ再生は、1つ目の特徴である”作業現場で視聴する”ことと、2つ目の特徴である”作業手順書により近い設計”であることと相性のよい視聴方法のため、直感理解をより高めたい場合は導入する動画マニュアルとして”動画手順書”を検討するとよいでしょう。